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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第358話】
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背中とはいえ理央の肌って綺麗だな……そう思い、僅かに指先が背中を触れると理央が――。
「ひゃん……っ。 ――ば、バカ! 触るなら触るって言えよな!? ビックリするだろ!?」
「わ、悪い悪い。 じ、じゃあ拭くからな?」
「ぉ、ぉぅ……」
消え入りそうな声で呟くと共に、白い肌が徐々に熱を帯びたのか赤く染まっていく。
……やっぱり恥ずかしいのだろう――だが、背中を拭かせてくれるのは彼女なりの俺への信頼というやつかもしれない。
そう思い、タオルでソッと汗を拭いていく――と、くすぐったいのか時折身を捩る様に身体を動かす理央。
「くすぐったい?」
「やっ、く、くすぐったい訳じゃねぇよ? ち、ちょっと意識し過ぎただけだから……」
「……? なら良いけど……」
何を意識したのかが少しわからなかったが、考えるのを止めて汗で濡れた背中を丁寧に拭いていく。
「……ん、やっぱり気持ちいぃな……汗を拭いてもらうって……」
「そうか? ……てか、今さらだけど俺が拭いて良かったのか?」
「お、お前で良いんだよ! ……み、見舞いに来た奴にこうやって頼むのも悪いかと思ったけど……お前なら……ぃぃかな……って……」
最後の方は呟くような言葉だったが、生憎と耳は良く、その言葉に嬉しく思うともっと優しく汗を拭いていく。
「あ、あのさ……ヒルト? つ、ついでで悪いが……胸の下も、汗でびっしょり何だよ……。 拭いて……くれないか……?」
「え? む、胸の下って……お腹か?」
腹部かと思ったのだが、どうも違うらしく理央は耳まで真っ赤にしながら――。
「ち、違うって……! む、胸の下は胸の下って意味だよ……バカ……」
「え……あっ……!」
意味を理解すると、かぁーっと全身の熱が上がるのを感じた。
流石にそれはまずいと思い、俺は――。
「り、理央……さ、流石にそれは――」
「い、良いって! ……じ、自分でやりたくてもまだ身体が少し重いんだよ……。 ……せ、セクハラとか言わねぇから……駄目……?」
軽く振り向く理央は、気恥ずかしさからか更に真っ赤に顔が染まっていた。
「わ、わかったからそんな顔するなよ? ……お、怒るなよ?」
「お、怒んねぇよ……」
そう言い、更に着ていた服をもっとたくしあげる理央――今さらだが、彼女はブラジャーをしていない。
体調悪いのに圧迫するブラ何か着けていたら余計ダルくなるだけかもしれない……。
……少し覗けば、理央の露になった乳房が見えるかもしれないが、流石にそれは駄目だろう。
意を決し、腕を前に回して左の乳房を持ち上げる様に
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