第501統合戦闘航空団
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〜到着〜
「本日付で、連合軍第501統合航空戦闘団の援護として派遣されました、扶桑皇国海軍遣欧艦隊第24航空戦隊105航空隊第一分隊五名です。私は105航空隊参謀兼分隊長の根岸理恵です。階級は大尉ですが気楽に話しかけてください。」
「私は副分隊長の里山颯です。階級は中尉です。」
そうそう。颯はね、なぜか知らないけど、私たちよりも早く基地についていたんだよ。ビックリしちゃうよね。いつもなら、颯が遅れてくるのは当たり前なのに。
「片原知香で〜す。階級は少尉です。よろしくね〜」
「大崎圭。少尉。よろしく」
二人とも〜。こう言うところでは、丁寧な言葉遣いではなしてよ。
「宮藤愛です。少尉です。衛生兵扱いになることが多々あります。治療関係の相談は私にしてください。」
これが普通なんだよね〜。二人にはもっと見習ってもらいたいよ。まぁ、無理だとは思うけどね。
「みなさん。これから仲良くしてあげてね。あと、105航空隊の五人は、宿舎が別フロアになるからそのつもりでいてね」
「わかりました」
「それでは、解散」
ふぅ〜。今回は普通に終わりそう。105に配属のときなんかは、元々私と同じ119から来た仲間がいたから「隊長」とか、「少佐」とか言われて大変だったら。
いまの階級と違うことを指摘されたけど、それは諸事情で隠している理由は言えない。
「ちょっといいか」
「はい、なんでしょう?」
あれ、リベリオンに知り合いなんていないはずだけど?
「私は、シャーロット・E・イェーガー。リベリオン出身で階級は中尉だ。シャーリーって呼んでくれ」
あ〜あ、私の次にスピードが速い魔女(ウィッチ)か〜。
「なんで少佐はあそこまでのスピードを出せるんだ?」
ヤバい。この人は私の正式な階級を知っている。この時点で私の階級がバレるのは快くない。ここはあえて、
「あとで私の部屋に来てください。話はその時にします」
「そっか、それじゃあ、またあとでな」
「はい」
これでよし。第一の脅威は無くなった・・・はず。
「はやて〜。おっきい〜」
「やめてぇぇぇ〜」
これはいったいどう言うこと?ツインテールのちびっこが颯の胸を揉んでるんだけど。
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