第501統合戦闘航空団
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『ワイト島に逃げても捕まえに行くからね♪』
前言撤回。この人から逃げることは出来ないようだ。
『理恵。貴女なら、逃げるとどうなるかわかるわよね?元第25航空戦隊119航空隊隊長さん』
うん。わかるよ、逃げた場合はかなりの厳罰が与えられる。運が悪いと銃殺だってありえる。それにしても、今さらになって119のことをださなくてもいいじゃん。
『あと、颯がそっちに向かっているからよろしくね』
マジで!颯が来るの?
『ワイト島付近までは茉耶が付き添っているから、ワイト島付近まできたら迎えに行ってあげてね』
はぁ〜。茉耶がいるからいいけど、迷子になりやすからな〜。
『多分明日にはつくわ。多分???』
颯が期日通りに到着できたためしがないと思ったけど。それなのに、恵里香はこっちによこしたの?絶対に途中ではぐれそうじゃん。それだと困るよ。
『とにかくお願いね』
「はぁ〜、了解です」
「颯が来るの?」
知香、面倒ごとを起こさないでよ。後がめんどくさいから。
「恵里香、なんで第31統合戦闘飛行隊なんかにいくの?」
『なんでって言われても、・・・簡単に言えば様子見かな』
あ〜あ、ヒガシか。でも、とっくの前にあがりを迎えているはずなのに。まだ前線にいるの?
「了解しました。ごゆっくりどうぞ」
まぁ、いいか。
『それでは』
やっと通信が終わったよ。長いったらありゃしない。
「理恵。颯が来るとネウロイ退治も楽になるね♪」
ネウロイは虫じゃないんだから。
「理恵。ブリタニアにはまだ着かないの?」
圭、いまさっき寝てたよね?
「あと半日くらいだよ」
つまり、もう着くってことだよ。赤城の乗り心地は大変よかった。先程の戦闘時以外は。
「知香、圭、宮藤さん。私は501統合航空戦闘団に連絡を入れます」
119航空隊はまだ無くなったわけではない。ただ別任務があるだけ。扶桑皇国海軍上層部の極秘任務だけどね。もちろん知っているのは私と、颯だけ。
「その間、静かにお願いします」
「は〜い」
「わかった」
「了解です」
それでは
「こちら扶桑皇国海軍遣欧艦隊第24航空戦隊105航空隊根岸理恵大尉です。第501統合航空戦闘団司令、応答願います」
お願いでて。これ以上連絡がつかないと
『こちら、第501統合航空戦闘団隊長ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です。根岸大尉どうしました?』
「ミーナ中佐。私たち105航空隊は現時刻より貴官の指揮下に入ります。よろしくお願いします」
『了解しました。第501統合航空戦闘団。通称、ストライクウィッチーズにようこそ』
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