背中に押し付けられる至福のもの
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てくれるであろう国家権力がこんなところでお亡くなりに!?
くそがっ!死ぬんだったら迷惑かけないで死ねよ、トラックの運ちゃん!!
俺が心の中で盛大に嘆いていると、宮本が一人パトカーに近づいていく。
「え、何してんの?」
「何か使えそうなものがないか、探すの。先生も手伝ってよ」
ひぇっ、死体あさりですか……。これはなんとも……。
そんなことはしたくない俺だが、流石に子供の宮本にやらせるわけにもいかず、手を合わせてからパトカーの内部をあさる。
いや、俺だってやっていいことと悪いことくらいわかるわwww
「手錠に警棒、あとは皆大好きピストル……」
「皆大好きじゃないわよ」
そうか?平野の目の前でちらつかせたらよだれを垂らして食いついてくると思うけど。
まあ俺はそれ以上に物騒なもの暗器で持っているからいらないけどなwww
でも不謹慎だが、世界が終ってよかったわwww
下手したら俺捕まってたしwww豚箱に入りたくないですwww
「先生、これ使える?」
「あー……まあ使えるっちゃあ使える。でもこれはお前が持っとけ」
拳銃を見せてくる宮本に俺はそう答える。
石器で作った槍から自動小銃まで、古今東西の武器を持つ俺にそんなもの必要ねえwww
「え、でも……」
「いいから持っとけってwwwお前の方が大切なんだからな」
そう言うと顔を真っ赤にする宮本。
そりゃあ、自分を守る武器を大量に持った男と、槍もどきしか武器を持たないおっぱい大きい美少女。
守るべき対象なんてはっきりしているだろうwww
「でも私使えないわよ?」
「別に撃つ必要はねえよwww持っているだけでも示威行為になるし、最悪威嚇射撃ってことで上空に向けて引き金引けばいいだけだからwww」
というか普通の日本の高校生が拳銃使いこなすほうが怖えよwww
平野?あれは例外だよ。
「さ、早く行きましょ。早く皆と合流したいし」
「俺は二人っきりというのも中々乙だと思っているんだが……www」
「何されるかわからないから嫌よ」
な、何もしねえよ?いや、本当に……本当だって言ってんだろ!!
だが俺もさっさと合流したいのは事実。
俺、生きて帰ったら鞠川先生のおっぱいにダイビングするんだ……。
「とりあえずガソリンスタンドに寄るぞ。もうあまり残ってねえわ」
「うん、わかった」
そう言って宮本は俺の身体に腕を回して密着する。
こんな美味しい思いするんだったらバイクの免許取っとくんだったわwww
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