第180話 『光』の聖剣使い
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るつもりだけど?」
ストームの発言の意味にリョウは問い掛けるが、ストームの代わりにシルバーがおどけた様子で答えた。
ウィ「・・・所有者、寂しい。」
リョ「えっ?」
ウィアドの言葉にリョウは素っ頓狂な声を上げる。ウィアドの両目は男にしては長い髪の毛のせいで隠れて見えないが、悲しそうな表情をしている事にリョウは気づいた。
ウィ「・・・でも、仲間が、守護剣士がいる。」
リョ「!」
フ「私とブリーズ、ウィアドは今日契約したばかりですが、あなたの事を命を懸けて援護させて頂きます。」
ブ「今度は俺達が、所有者を守る番だ。」
ブリーズが胸を張って言う。
すると、シルバーが両手でリョウの右手を包み込むようにそっと握り締めた。
シ「所有者、私達はあなたみたいな人と契約する事が出来て、すっごく幸せよ。」
ス「皆、所有者に助けられたからね。これまでにないくらい感謝してるよ。」
スト「お前は正真正銘の『光』聖剣使いだ。」
シルバーとスカイとストームも嬉しそうに続けて言う。
リョ「俺もお前達にはめちゃくちゃ感謝してるぜ。ありがとな。そして、これからもよろしく頼むぜ。」
リョウが白い歯を見せて笑った。それと同時に6人の守護剣士達は姿を消した。
リョウは医務室の隅に立て掛けられている6本の聖剣を見た後、窓の外に視線を移す。月明かりが医務室に射し込んでベッドを青白く照らし出していた。
リョ「聖剣、残り1本、か・・・」
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