第180話 『光』の聖剣使い
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色の長髪に茶色がかった瞳、袖と裾に空色のフリルが付いたワンピースを着た少女。
1人は水色で毛先だけが灰色の髪の毛をポニーテールに束ね、左が水色、右が水色のオッドアイ。青いセーターに黒いミニスカートを穿いた少女。
1人は青い髪の毛に黒い瞳、黒いスーツに青いネクタイ姿の青年。
シ「久しぶりだね、所有者。」
ス「元気だった?」
スト「随分傷だらけだし、目が充血してるし、頬が濡れてるぞ。」
リョ「シルバー!スカイ!ストーム!」
『銀覇剣』、『天力剣』、『嵐真剣』の守護剣士、シルバー、スカイ、ストームが姿を現した。
ストームに涙が零れた事を指摘され、慌ててリョウは手で頬を拭う。
リョ「という事は・・・」
涙を拭った後、リョウは見覚えのない3人の男女に視線を移す。
1人は腰ぐらいの桃色の髪の毛をツインテールに束ね、大きな桃色の瞳。白いチュニックに葉っぱのような形をした黄緑色のスカートを穿いている少女。
1人は背中がすっぽり隠れるくらいの長さの黒髪を項辺りで無造作に1本に束ね、青い吊り目。両耳に銀色のピアスを付けていて、白いインナーにエナメル素材の黒いジャケットに茶色いカーゴパンツを穿いた青年。
1人は両目が隠れるほどの長い紫色の髪の毛。紫色のトレーナーに灰色のミリタリーコートを羽織っており、黒い細身パンツを穿いている青年。
フラ「『花錦剣』の守護剣士、フラワーです。初めまして。」
ブ「助けてくれた事に感謝する。『竜風剣』の守護剣士、ブリーズだ。」
ウィ「・・・『妖魔剣』の守護剣士・・・ウィアド。」
リョウはあまりの出来事に呆気に取られていた。
フラ「あの、所有者・・・怪我は大丈夫ですか?」
リョ「えっ?」
フラワーの声に我に返る。フラワーは包帯が巻かれたリョウの腹部を見て心配そうに尋ねる。『花錦剣』で負った傷だから、責任を感じているんだろう。
リョ「お前のせいじゃねぇよ。こんくらいの傷、すぐに治るから安心しろ。」
リョウはフラワーに笑い掛ける。フラワーは一瞬驚いたように大きな桃色の瞳を更に大きく見開いたが、すぐにまた笑顔になると、
フラ「予想してた通りです。」
嬉しそうに呟いた。
リョ「どういう事だ?」
ブ「あんな危険な真似までして聖剣を『闇』から救おうとしたり、人の仇をとろうとしたりする行為を見て、只者じゃないなとは最初から思ってたんだ。」
ウィ「・・・契約する前から。」
ブリーズとウィアドも嬉しそうに続けて言う。
ス「所有者は粘り強いからね。」
スト「運が悪かったら、周りが見えなくなった崖から転落してしまうような性格だからな。」
リョ「・・・おい、それは褒めてんのか?」
シ「褒めて
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