『リアス・グレモリーの受難』
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の人なのか?正直、あんなおとなしい先生が強いとは思えないんだが……」
「まあ、兵藤、お前はまだわからないのかもしれんな。部長なら分かるだろう。あの覇気。
おそらく皆も聞いたことがあるかもしれないが、彼女は伝説の戦闘民族猫?の一族だ」
「なっ!あの伝説の!?」
「それとおそらくだが彼女、悪魔の実の能力者だぞ」
「なんだそれ?」
「俺も一応、知り合いに聞いたのだが、この世界には悪魔の実という果実があってだな、それを食べると何もせずに特殊な能力が身につくという所謂便利アイテムだ。まあ、神器みたいなもんだと思っていいかな。そんな簡単に能力を得られる悪魔の実だが世界でも数えるほどしか無いんだ。だからお前の赤龍帝の篭手と同じくらいのレア物だ」
「まじかよ…」
「ああ、それに彼女の能力を見ただろう。あの空間にヒビを入れるほどの振動能力。間違いない。彼女は最強の一角とも言われているグラグラの実を食べた地震能力者だ。振動を自由に起こせるってわけだ。それにあの【六式】と言われる体術と覇気。ありゃあ化け物の領域すら逸脱している。味方ならば頼もしい限りだが敵なら俺でも裸足で逃げ出すな。とりあえずイッセーは怒らせないように気をつけろ。絶対に胸をガンミしたりするなよ」
「……保証はできないぜ。だが子猫ちゃんの強さは零士でも逃げ出すほどなのか!」
『それに相棒。あの化け猫は仙術の使い手だぞ。あの能力の前に忘れてしまうかもしれないが生命操作すらできる可能性がある。油断はするなよ』
「わかってるぜドライグ。だけど今は木場の問題を解決してからだ!」
「イッセー君……」
木場が頬を染めていた。
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