第八話 死神髑髏の正体
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「いやあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ジルベール「うわっ!!な、なんだ!?」
突然の大声にその場にいた全員は驚いた
ユウリはその娘を知っていたらしく
ユウリ「あれ?クルルちゃん!?」
クルルと呼ばれた女の子は酷く怯えており、本当にあのドクロなのかと思ってしまう程であった
クルル「あ…ユウリちゃん…」
ジルベール「ユウリ、知り合いか?」
ユウリ「ジルさん、同じクラスですよ」
カリーナ「え?同じクラス?」
ユウリ「ほら窓際の一番後ろの席に…」
アテナ「…いたっけ?こんな娘…」
由花里「でも…こんなに怯えてて…先程のドクロって一体何なのですの?」
そう由花里が疑問を浮かべると
クルル「あ…あの…あの…その…」
何かし言いたそうだったが
クラリスクレイス「なんじゃ!!言いたいことがあればはっきり言え!」
クルル「ひああぁっ!!ごめんなさい!ごめんなさい!…殴らないでぇ…」
とクラリスクレイスの怒気を含んだ声でまた怯えてしまった
ジルベールはそんなクルルを妹と話す様に優しい声で話した
ジルベール「すまない、君の事は殴らないし、怒ったりはしないよ…ただ1つ聞きたい、あのドクロの仮面はどこで手に入れたんだ?」
クルルは渋々答えた
クルル「それは…拾ったんです…ドクロなのに見た目が可愛くて…その…ごめんなさい…」
ジルベールは少し考えて
ジルベール「リン、あの仮面持ってきてくれ」
リン「は、はい」
クラリスクレイス「どうしたのだ?ジル?」
クラリスクレイスがジルの顔を覗き込んで聞いてきた
ジルベール「もしかしたら、仮面に原因があるかもしれない…」
カリーナ「仮面に?」
ジルベール「ああ、さっきから気になるんだ…あの仮面が…」
そしてリンが半分割れたドクロの仮面をジルベールに持ってきて渡した
その仮面をジルベールが物色しているとある1つの部分を凝視した
それは仮面の縁の部分である
その縁の部分に髪の毛程の細い針があったのだ
ジルベール「原因はこれか…」
由花里「何かお解りになられたんですか?」
ジルベール「ああ、こいつはただの仮面じゃない…兵器だ…」
と兵器という言葉が出て来たので一瞬驚いた皆であったが…
クルルは怯えながら聞いてきた
クルル「あ…あの…それ…兵器なんですか?」
ジルベール「この仮面はいわゆる、洗脳兵器と思われるが…今の所そのアンテナらしきものは見当たらない…だとするならこれは縁に着いた針が神経や脳に刺激を与えることで性格が変わってしまう代物なのかもしれない…クルルが仮面をしている時と今の性格の違いは恐らくこの針が原因だろう…」
ユウリ「でも、クルルちゃんあんなテクニック使ったこと無いですよ」
と質問してきたが、ジルベ
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