第一部 出会い
3話 強い人て?
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俺はソラの弟子となってから数日
ロンはジャノビーに進化したのだがソラはとても厳しい
「ロン!つるのムチ!」
「マメパ!かわしてつばめがえし!」
今日はバトルの特訓
相変わらずソラには勝てない
ジャノビー対マメパトだ
こっちは進化してるのに・・・・・
相性の問題かな?
「はい、そこ!関係の無い事を考えない!」
げっ!あいつは人の心を読めるのか?
「顔に出てたら意味ないでしょ・・・・・」
そうなの!?
「ダメね・・・・・そんなんじゃ強くなれない。
強い人っていうのはね、相手に自分の考えや気持ちを教えないようにするの。
いわば心理戦とでも言っておくわ」
なるほど・・・・・心理戦ね・・・・・
「さて、今日からは本格的にジム巡りだけど」
「おっしゃー!ジム!!」
「少しテンション抑えろ、バカ!」
なんかソラがため息を尽きながら言った
「はい」
「それでよし。じゃあ、サンヨウのジムね。でも先に夢の跡地いくよ」
「へ?なんで?」
「何にも知らないのね・・・・・あそこには水タイプが出るのよ。
サンヨウのジムリーダーは三人。水使いのコーン、炎使いのポット、草使いのデント。
あんたの相手はポットになるわ。だから、水タイプが必要なの。分かった?」
「おう。理解した」
「じゃ、行くわよ」
てな訳で、夢の跡地へレッツゴーになりました
*
「何かがおかしいわ」
「どした?」
夢の跡地に来た途端ソラは立ち止まった
「雰囲気が違いすぎる・・・・・」
「一度来たことあるのか?」
「ええ。かなり前に・・・・・ムンナ?なんで?」
そう言うなりソラは走り出す
俺も慌てて追いかけると、ムンナを囲うようにして何人か変な集団がいた
「プラズマ団!?何故!ムンナから離れなさい!」
「げっ!お前は!しかし断る!」
「そう・・・・・なら私がバトルに勝ったら離れてくれるかしら?」
「いいだろう。行け!チョロネコ!」
相手はチョロネコを出して来た
「一人だけじゃなくて、全員でかかって来たら?あんた達弱いし」
その言葉に挑発されたように他の奴らも、ミネズミやらヨーテリーやらヤナップを出してくる
「本当にバカね。行きなさい!グレ!」
ソラが出したのはグレイシア
このグレイシアからは何かを感じる
「チョロネコ!ひっかく!」
「ヨーテリー!体当たり!」
「ミネズミ!ひっかく!」
「ヤナップ!つるのムチ!」
一斉攻撃が開始された
だが、ソラはため息をついた
今日はため息をつく回数多くね?
「これだから・・・・・かわして、ふぶき」
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