コードギアスR2
0624話
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んだが」
「だ、そうよ? どう言うことなのかしらね、アクセル?」
「あの4人か。アクセルの恋人になった以上は、やはり私も……」
「へぇ。アクセルさんの恋人に、ですか。噂では聞いてましたが」
「オ、オウカ!?」
マリューの言葉に反応したスレイだったが、何故かオウカに据わった目で視線を送られて慌てたような声を出す。
「何だ、スレイ。オウカには言ってなかったのか?」
「あ、ああ。その、ちょっとタイミングが合わなくてだな」
「へぇ。そうなのですか。なら時間がある時に後でジックリとその辺のお話を聞かせて貰うとしましょうか」
「……ああ、そうだな……」
疲れた様子のスレイだが、取りあえず今はそれどころじゃない。
「とにかく、ゲートが無いと星刻の治療にも支障が出るだろう? レモン、診察の結果は?」
その言葉に、レモンが小さく溜息を吐く。
「一応手遅れじゃなかったのは幸いだけど……猶予がある訳でも無いわ。バルシェム生成チャンバーで治療をして全治まで半月程度……といったところかしら」
「半月か。アルティスの時と比べると随分と掛かるな」
「それはそうよ。アルティスは末期に近かったとはいっても結局は結核だったんだもの。私達の治療技術があれば、あっという間よ。まぁ、末期だったからこそ3日掛かったんだけど。とにかく、それに比べると星刻の場合は内臓全体が弱っているような感じなの。正直、ある程度は量産型Wの技術を使って肉体を強化する必要があるわね。……それでもやる?」
「ああ、もちろんだ。だが、治療をするにしても陽光がもう少し落ち着いてからだな。とにかく今は、中華連邦を撃退する事に専念しなければ」
「だな。まずは強盗に退場してもらうとするか。俺も久しぶりにニーズヘッグの出番があるし」
その言葉に、シャドウミラーの面々は思わず哀れみの表情を浮かべていたが……別に強盗に対して手加減する必要は無いと思うんだがな。
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