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転生とらぶる
コードギアスR2
0624話
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力な戦力だから、帝国の先槍と言われた男の実力を楽しみにしているぞ」
「任せろ」
「アクセルさん、私達はどうすればいいのでしょうか?」

 グラストンナイツを代表してだろう。クラウディオがそう尋ねてくる。
 ちなみにグラストンナイツの搭乗機はシャドウだ。俺達がギアス世界で暗躍している間も、魔法球の中だったり、ホワイトスターの訓練場等でPTの操縦訓練を行っていたのだ。シャドウの量産が始まるまでは同じPTという事でエルアインスで訓練を重ねていたのだが、シャドウが完成して以降はそちらでの訓練を行っていた。
 当初はKMFとPTの違いに戸惑っていたようだが、さすがにグラストンナイツと言うべきだろう。今は量産型Wと互角にやり合える程になっている。

「悪いが、お前達はコーネリアじゃなくて星刻の方に回ってくれ。本陣にもいざという時の為に臨機応変に動ける強力な戦力は必要だ」
「……量産型Wでは駄目なんですか?」
「ああ。決められた行動をするのはいいんだが、臨機応変という形になるとまだまだ拙いんでな」

 言いながらレモンへと視線を向けると、軽く肩を竦める。

「しょうがないでしょう? 何しろニーズヘッグの改修やら、技術の解析やらシャドウの開発とか、他にも色々とやるべき事があったんだから。量産型Wの方に手を出しているような暇は無かったのよ」

 確かにOGs世界で修羅の乱を終えてからここまで、休む暇も無かったのは事実だ。それを考えれば、レモン達に無理は言えないか。
 あぁ、レモン達に無理と言えば。
 ふと思いつき、星刻の方へと視線を向ける。

「星刻、ゲートを設置する為の場所を光明に用意してくれ。餓死寸前の国民達に向かって食べ物とかを援助するにしても、今のゲートを設置してある場所は遠すぎる。この街の中、あるいは街の近くにゲートを設置出来れば、輸送に関しても楽になる」
「……そうだな。出来るだけ早く援助物資も用意して欲しい。こちらとしてもなるべく早くゲートを設置出来る場所を用意するように考えておこう。それに……」

 そこまで呟き、柔らかな笑みを浮かべる星刻。

「天子様もホワイトスターに行ってみたいと言っていたしな」
「へぇ、それはちょっと意外だな」

 俺のイメージとしては、内向的というか大人しいというか、そんなイメージが強い。この辺はやっぱり原作で知っているというのもあるし、オデュッセウスとの授業の様子でも大人しかったからだろう。

「あらあら、あやか達に会ったりしたら色々と大変な事になりそうね」
「確かにそうだな。妙なところで従者組に影響されたりしたら、星刻の理性がどれ程持つのやら」

 レモンの言葉にコーネリアが笑みを浮かべつつ星刻へと視線を向ける。

「……どういう事だ? 何か微妙に嫌な予感がする
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