コードギアスR2
0624話
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ャドウミラーの戦力は?」
こちらの戦力を確認する問いかけに、軽く肩を竦めて口を開く。
「問題無い。それこそ、俺達だけで中華連邦を攻略しろと言っても可能な程度には戦力が整っている」
「そうか。……だが、この戦はあくまでも我等陽光の戦だ。確かにシャドウミラーの戦力は借りるが、だからと言って戦闘の全てをシャドウミラーに押しつけては国家としての矜持が許さん。また、シャドウミラーの影に隠れているだけでは、陽光の民も我等を大宦官の同類と見なすだろう。故に、陽光も軍を出す」
「ああ、分かった」
星刻の言葉に短く答える。
確かに俺達の後ろに隠れて戦闘を全てこちらに任せているだけだとすれば、それは大宦官と同じだと言われてもしょうがないのかもしれない。いや、そもそも軍の頂点に立つ者が戦闘に出るというのが基本的に悪手であるのは事実だ。だが、この場合軍の……そして国の頂点に立っているのが星刻という傑物であるのと、シャドウミラーの頂点に立っているのが俺である事を考えれば問題は無いだろう。
「ならこっちも6つに分けるか。1つ目が俺。2つ目がマリューとレモン。3つめがコーネリアとスレイ。4つ目がムウ、イザーク、オウカ。5つ目がエキドナとムラタ。6つ目が星刻。……こんな感じでどうだ?」
数秒考え、星刻が頷く。
「ただし、先程も言ったように今回の戦闘には陽光もきちんと出撃したという形を取りたい。その為、全ての部隊にガン・ルゥを配備させてもらいたいが?」
「……まぁ、いいだろう。ただし、こちらで開発したミサイルランチャー装備の機体に限定するぞ? ガン・ルゥで近接戦闘をやるなんて真似は、さすがにこっちの足手纏いだ」
「それで構わん。……私が貰ったヴィンセントとかいう機体は?」
頷いた星刻の視線が向けられたのは、俺ではなくレモン。技術班としてヴィンセントに関しても担当していた為だ。
「問題無いわ。陽光の軍部に既に引き渡してあるから、受け取ってちょうだい」
「そうか、助かる。香凛、ロンダン、ダーロンダンの準備はどうなっている?」
問われた香凛は、逡巡の躊躇いも無く頷く。
「問題ありません。私達に賛同してくれた軍部出身者を配置して既に訓練を終了しています。幸い、元々ロンダンやダーロンダンに配属されていた者が多数いましたので」
「そうか。アクセル、シロガネという艦は?」
「マリュー?」
「万全の状態で、いつでも出撃可能よ」
星刻に聞かれ、そのままマリューへと尋ねると笑みを浮かべつつ頷く。
「……アクセル、私達はどうすればいいんだ?」
コーネリアの後ろで控えていたギルフォードに、小さく肩を竦める。
「お前はコーネリアの騎士だろう? ならコーネリアとスレイの班に入ってくれ。ヴァルシオン改は強
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