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亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第百二十一話 責任と自覚
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よりも選んだ奴が馬鹿をやったと罵るだけだろう。

それなのに俺が独裁的な存在になるなんて疑って何考えてるんだ? この国の主権は市民に有るんだ。独裁者になるもならないも市民が決める事で俺がどうこう出来る事じゃない。市民が俺を独裁者にするのならルドルフで懲りていないって事だ。つまり市民は反省など欠片もしていないって事だろう。ヤン自身それを何処かで感じているんじゃないか。だから俺を疑っている。ま、安心して良いさ、心配はいらない。独裁者なんてガラじゃない。頼まれても速攻で逃げるからな。



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