第二章 魔術師と英霊たちとの邂逅 〜冬木 第五次聖杯戦争〜
弓兵と魔法使い
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遠坂とイリヤスフィールが話している間もずっとかんがえていた
だがどう考えても、俺一人ではかなわない
自分自身を犠牲にすれば問題ないかもしれない。だが、俺にはまだ果たしていない約束がある。そんなことは認められない
くそ、どうすればいいんだ
そんな風に考えていると、遠坂がこう言っていたのが聞こえた
「アーチャー、ここで一人で時間稼ぎしてちょうだい」
な....自分のサーヴァントに死ねと命令するのか
でも....もしもアーチャーと一緒なら...あるいは
「俺も残る」
そのわずかな希望にかけるのもありか・・・・
「な!?正気なの??いくらあなたでも!」
俺は顔だけ遠坂の方に向けて
「一つだけ教えといてやるよ遠坂」
これは、魔法使いから魔法を夢見るものへのアドバイス.....かな
「魔術と魔法が根本的に違う」
全回路準備------完了
「最後にみせてやるよ、魔法を」
さあ、いこうか
いまこそ使おう、みんなを守るために
顔をイリヤスフィールに向け、息を吸う
もう迷いはない。倒すべきは相手は.....決まった
「-----聞け、世界よ」
瞬間世界が、世界の源が振動する
「なに....あれ。止めて、バーサーカー!」
「させんよ」
こっちにつっこんでくるバーサーカーをアーチャーが迎撃する
「告げる、我は汝の管理者である。我が望む力を貸し与えたまえ」
俺が願うのは皆を守れる力、ただそれだけでいいんだ
「なんですか...これは。世界が....揺れてる?」
「今、ここに」
ラストだ
これで、完成する
「理は改変される」
"魔法発動 確認/バックアップの供給 弱で開始"
弱ではただ修正力が弱くなるだけだが、十分だな
「うそ...でしょ?」
「まさか....魔法なの?」
遠坂とイリヤスフィールは目の前で何が起こっているのかを正確に分かっているからこそ、空いた口が塞がらなかった
「魔法って、魔術とは違うのか?」
「全然違いますよシロウ。簡単に言えば魔法は不可能を可能にするものです。それに対し魔術は他の方法でも同じ結果が得られるものなのです」
「まじか...」
「さて、改めて名乗らせてもらおうか。第零魔法 世界の管理使用者 遠藤蒼炎」
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