暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン ~黄昏の流星群
2話 儚き剣 ロンド
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ルドの方針は動向の情報を買っているのだ。

彼女はもうすでにベータテスターだとみんなにばれているので、リンドは嫌そうな顔をしている。しかしキバオウは少しバツの悪そうな顔をしている。
アルゴはリンドをきれいに無視して、キバオウに近づき、

「久しぶりだなツンツン頭。今ならボスの情報を売ってやるゾ。料金は.....特別にただにしといてヤる。」

へぇー。キバオウもアルゴ知ってるんだ。ちょっと意外だな。情報屋のアルゴといえばベータテスターの筆頭なのに。

そして直後戦闘継続の判断が下され、ネズハは雷ブレスを集中的に潰していた。

その後の戦闘は順調だった。
ボスは断末魔をあげながら肢体を爆散させた。

歓声が挙がった。みんな喜んでる。

だが、リンドのグループから3人ほど、ネズハの元に行き、

「お前、先日まで鍛冶プレイヤーだったよな。その武器レアだろう。鍛冶はそんなに儲かったのか?」

ん?完全に問い詰める口調だな。
何かあったんだろうか?

とかのんきなことを考えていたがいつの間にか部屋は静まりかえっていた。

「僕が皆さんの剣をすり替えて騙し取りました。」

ふーん.....って

「え、えええっ?」

は、しまった。静かな部屋で1人大声あげてしまった。
ちょっと睨まれた。

「どうしたんだ?ミック」

おい、ちょっとは人目をはばかれよ、エギル。お前いちいち声がでかいからみんなこっちに注目してんじゃん。

「いや、この剣作ってくれたの彼だから、ちょっとびっくりしただけ。強化もしてくれたし。」

ここでシヴァタから質問される。

「成功したのか?」

「ああ、普通に+4になったよ。」

「どういうことなんだ?なぜ彼の剣はとらなかった?」

「それは.....自分で作ったからです」

「騙し取った剣はどうした?」

「お金に変えました。」

「金での弁償は出来るのか?」

「いえ、お金は全てレストランや高級ホテルに使いました。」

「お前、お前ぇぇーーっ、
俺たちの剣にかける思いを知っているのか?それを、レストランにホテルだと?ふざけんな!」

それに合わしてみんな叫び出す。
悪口雑言様々言われている。


彼が強化詐欺だって?まだ信じられない。
そんなに悪い人に見えないのに。

そんな中キバオウが近づいて行き、

「お前が奪ったんはな、剣というシステム上の武器だけやない。剣に込められた思いも含め、剣の全てを奪ったんや。お前のカーソルはグリーンやでもお前には罪がある。違う方法で償わなあかん。」

恐らく定期的な金とゲーム攻略への貢献を要求するのだろう、と思った。

だがその時後ろで騒いでいた1人が、

「違う。俺
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