暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン ~黄昏の流星群
1話 星なき夜のアリア
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が怖くて(失礼かな?)びっくりしたからだ。

「ああ、大体はメンバー決まったんだけどもう1人入るから。人数は多い方がいいからな。」
む、どうしよう。キリトにちらりと視線をやるとフードをかぶった子に声をかけている。俺のこと無視かよ!と心の中でつっこみ少し考える。 やはりこの人が言ったように人数は多い方がいい。 よし!
「そういうことならよろしくお願いします。」
すると、もう1人のパーティーメンバーの人が肩を組んできて
「一緒に頑張ろうな!」
と声をかけてくれた。フレンドリーな感じだ。
もう一度キリトに視線をやるとこちらに抗議の目をされた。もしかしたらキリトは俺とパーティー組むのは当たり前と思っていたのかもしれない。
ふん、無視したりするからだ!と思っているといつの間にか自己紹介が始まった。

最初に声をかけてくれた人がエギルさん次に声をかけてくれたフレンドリーな人がテンさんそしてきれいな女の人がグリセルダさんにその夫のグリムロックさん、そして最後にアオイさん。え、と思ったが一瞬で理解する。おそらくアオイさんは女性プレイヤーとしてこのゲームを始めようとしたのだろう。だが、あの手鏡によって姿を戻されてしまったのだろう。道理で声が少し小さかったわけだ。そりゃあはずかしいだろうなぁ。
しかしそれでもここまでのプレイヤーになるなんてかなり精神力の強い人だ。

「じゃあ最後に君も自己紹介を」
エギルさんに促されて俺も自己紹介をする。
「ミックです。片手剣を使ってます。 よろしくお願いします。」

「ちょお待ってんか。」
と言っておりて行ったのはキバオウという人らしい。
その人はベータテスターがいるかもしれんから軽々しくパーティーなんぞ組めん。と言っておられる
ちらりとキリトを見ると歯切れの悪そうなかおをしている。
そうだ、と思いつき、ディアベルさんを見やると少し、してやったり、みたいな表情をしていて気になった。彼はベータテスターじゃないのか?あの日、最初に広間から出て行ったのに?

そこで横にいたエギルさんが入り、反論に入った。
だがそこでは他の人の表情まで見る余裕が無かった。
なぜなら、道具屋で500コルもしたあのガイドブック、あとから来た人にはただで配られていたらしい。
俺はベータテスターじゃないのに...

500コル損した気分になった

そんな感じで会議は締めくくられ、明日の集合は午前10時ということになった。

帰るときまたキリトにジト目で睨まれたが、こちらは知らんぷりをしておく。
そしてそのままパーティーの人達と一緒に連携の確認がてら少し戦闘をしたあと、宿屋に帰って寝た。


次の日の午前10時


「今日はみんな集まってくれてありがとう。一人でも遅れたら今日のボス討伐は行わないつ
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