暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン ~黄昏の流星群
1話 星なき夜のアリア
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り低かったが、HPがかなり高く異常な程硬かった。倒すのに四十分もかかった。もちろんボスモンスターじゃない。通常MOBだ。
そしてドロップ品にメタルアイヴィーインゴットというインゴットがあった。これはレアなのかもしれない。

ホルンカの村に戻った時すぐにでも使ってしまいたい衝動に駆られたがなんとか自制し、鍛治スキルの高い鍛治プレイヤーが出てくるのを待つことにした。そしてクエストの報告にしに来たとき....

一瞬、小屋の影に始まりの日につけようとして見失った。青い髪のプレイヤーが立っていた気がしたがもう一度まばたきした間には消えていたので気にもとめなかった。

そしてキリトと一緒にクエストの報酬のアニールブレードをもらう。
その剣を試しに握ってみるとしっくりくる感覚が手に広がり、重さが感じられた。さすがはベータテスターの情報力。

いい剣だ!


そこで一旦声をかける
「じゃあここで一旦別れようか」
「そうだな」
「フレンド登録だけしておこうぜ」
「分かった」
「いろいろありがとうな」
「いや、こちらこそ」
こんなやりとりをした後
俺はキリトと別れ、レベル上げに走った。





「はーい、今日は皆集まってくれてありがとう。」

??????????

な、なぜ?




今ここはフロアボス攻略会議が開かれている始まりの街の広場だ。フレンドメールでキリトからフロアボスの攻略会議があるということを聞いてやってきた。あるパーティーがボスの部屋を発見し討伐のための会議が開かれるということだった。

そのあるパーティーのリーダーというのディアベルという人がさっきの声の主でここを仕切っている。
「いよいよ始まるみたいだな」
「ん?、ああ」
キリトの声で我にかえるが疑問は残ったままだ。

そう、このディアベルさん、髪が青い。見間違えるはずもない。デスゲームが始まったあの日最初にベータテスターをつけようとして目に焼き付けた青い髪の持ち主!

だが、当たり前といえば当たり前か。
ベータテスターと判明すればすぐに糾弾されようこの世界で自分がベータテスターだと名乗るはずも無い。
だから別にあの日、最初に行動して自分だけ強くなってからみんなを率いるというのもおかしくはないだろう。しかし、何か違和感を感じる。


「じゃあみんなパーティーを組んでくれ!」
あ、しまった考え事をしててで何も聞いていなかった。

え、パーティーを組むだと!

ここはとりあえずキリトとパーティーを....

「ちょっとそこの君! 誰も組む人がいないのなら一緒にパーティー組まないか?」
「え、お、俺ですか?」

ここで少し戸惑ったのはパーティーに誘ってもらっただけではなく、誘ってくれた人の顔
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