暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン ~黄昏の流星群
1話 星なき夜のアリア
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単発技 ホリゾンタル を放つと残り3割ほどあったリトルネペントのヒットポイントが消滅した。
けっこう相性は悪くない。タイミングもあってる。しかしまだ花つきのネペントは一匹も出ていない。こんなに出ないのかな?とか思っているとキリト(言い忘れていたが一緒にクエストを受けた少年)の方から華やかなファンファーレの音がする。

これでキリトがレベル4ぼくがレベル3になっている。

それと同時にまた二匹ネペントがよってきた

????????????????

どちらにも花が付いている!なんと幸運なんだ。
「運がいいな??」
「ミック、右のほう頼むぜ」
「分かった」

そして戦闘に入る。
ネペントの粘液攻撃を回避し片手剣下位単発ソードスキル スラントを発動ネペントのヒットポイントが3割ほど減る。

ここでネペントが不可解な行動に出た。いきなり動きを停止したのだ。よく分からないが止まっていたので遠慮なくソードスキルを叩き込む。もう一度スラントを打ち込みさらに3割減らしスキル硬直時間が終わる、がネペントはまだ動きを止めている。
そしてホリゾンタルを放つ!


と、ネペントから「ザァー」という音が響く。そしてキリトがその音に振り向き困惑の表情をしている。が、その顔はすぐに驚愕に変わる。
それが普通だろう。 なぜなら、花付きの花が付いていたところに身がついていたのだ!
さらに一度発動したソードスキルはもう止めることは出来ない。

ズガァーン??

その直後パァーンという乾いた音が鳴り響く。

思いっきり実を攻撃してしまった。
同時にこっちの事態に気が逸れていたキリトがツタによる攻撃を食らう。

あちこちから敵が寄ってくる音が聞こえる


まずい まずいぃー







寄ってきたネペントの数は1、二、
3、4、数え切れない。しかも周囲を囲まれているので逃げることが出来ない。"倒すしかない????"
「キリト......ごめん」
「今のはミックは悪くないよ。こんなことはβテスト時1度もなかった。」
「だけど.....」
考えてみれば当たり前なのだ。
花が咲いたあと時間が経てば実がなるのは花として普通だ。ネペントの動きがおかしくなった時に気づくべきだった。
「倒すしかないな」
そうつぶやいたキリトはもう戦闘形態になっている。
「ああ」
そのあともう何が何だかわからなかった。めちゃくちゃに剣を振り回して走った。無我夢中だった。

そして気付いた時には敵はもう一匹もいなかった。キリトも僕もHPはすでに危険域に入っていた。


帰る途中


走っていたら大きな切り株につまづいたのだ。そいつはモンスターだった。
メタルネペントの切り株という名前だ。
攻撃力はかな
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