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鎮守府にガンダム(擬き)が配備されました。
プロローグ
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ブリッジス≠フ機体が1番酷い」
「ウチのエース2人が? そんなに手酷くヤられたのか」
「あ〜、いや……受けたダメージより無理な機動で負荷かけ過ぎって意味だ。
なんせ俺のリゼルで追いつくのがやっとだからな。
クゥエルでよくあんな機動が出来るぜ、あの2人。
普通ならコックピットでミンチになってるぜ?」
「……人間やめてるからなぁ、あの2人。
ってかまたやらかしたのか彼奴ら……くそっ、修理費用が…」

新しい頭痛の種に頭を押さえる。
ただでさえ最近は資材の搬入をして居ないと言うのに。
また整備班から大量の書類が上がってくるのかと思うと眩暈がしそうだ……。

「……忘れよう、うん忘れよう。
さて、まりも°NこしてさっさとPX行くか」
「そうだな、ラトロワ待たせんのも、ちっとばかし恐ろしいし……」

自室前から移動し、すぐ隣の部屋の前で止まる。

「……はぁ」
「早く行って来いよお兄さん=v
「ええい侭よッ??」

これから起こる惨事にゲンナリしながら、重い足を前に進めた。
空気の抜ける音と機会の駆動音と共に扉が横にスライドした。


「おはよう兄さん、ご飯にする? お風呂にする?
それともわ・た…」

パシュゥッ…


最速で扉の横に備えられたパネルを片手で操って閉める。
俺は何も見て居ない、裸エプロン姿の妹なんて見て居ないんだ……。

「……ラリー、まりもは調子が悪いみたいだ、先に行こう」
「……そうか、じゃあ行くか」
「待ってよ兄さん?? 私の渾身のギャグを無視しないでぇ??」
「えっ?? あれギャグだったのか??」
「本心よ?」
「神は死んだッ??」

この裸エプロン姿から一瞬で制服に着替えた変t……女性士官は、神宮司まりも=B
紛れもなく俺の義理の妹だ。
歳は俺と同い年で、士官学校では俺とラトロワ、ラリーの4人で仲良く同期生だ。
因みに余談だが、4人とも同じ訓練小隊だった。
俺の副官(自称)で、事ある毎に俺を罠(即成事実)に嵌めようとする困った奴だ。
エインヘリアル艦隊旗艦リンドヴルム所属のヴァルキリー中隊の中隊長で、階級は中佐。
パイロットとしての腕ならエインヘリアルで1、2を争える腕を持っている。
あと巨乳で俺より10cm身長がデカい。
そんでもって、いきなり後ろから抱きついたりしないで欲しい。
正直言って目のやり場に困る。

「大丈夫よ兄さん、いつでも見て良いし私はどんな時でも受け入れてあげるわ」
「勝手に人の心を読むなッ?? ってか何言ってんだ??」
「任せて、兄さんの??????も、兄さんの????????もちゃんと食べてあげるからッ??」
「お前口縫い合わせてやろうかッ??」
「お前等兄妹って本当に仲良いよな」

まりも
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