9話
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します。
そのことに、アーニャが驚き、ジェイルが興味深そうにわたしを見てくる。
「ほう、そんなことも可能なのかね。」
「まあ、汎超能力者とサイコドライバーは言われていますからね。知覚範囲内なら可能ですよ。特別な処置をされていない限り。」
「そうかね。研究意欲が沸くというものだよ。一度解剖させてくれないかね。」
「死んでしまいいますよ。」
そう言ってジェイルの方を見るとアーニャがジェイルの後ろでナイフを構えています。
「ジェイル、戒の事殺そうとしてるの。」
そう言って、ナイフを構えたままジェイルに近づいているので、急いで念動力でナイフを取り上げます。
そうして、アーニャに話しかけます。
「ジェイルの冗談ですよ。だからそんなことしませんから。」
「はははははぁー。もちろんだよ。」
そう言っていますが、冷や汗がかなり出ているのが確認できます。
「でも、ノエルが言ってた。ジェイル、マッドだからご主人様を人体実験しない様に見見張らないといけないって。」
「大丈夫だ、今のは本当に冗談ですから。」
「本当にジェイル。」
「もちろんだよ。」
「そうならいい。ナイフ返して、守れなくなるから。」
「ジェイルを刺そうとしないですか。」
「しない。」
「返しますよ。」
「ありがとう。」
「では、君の武器のことで話があるんだがいいかね。」
「なんでしょうか。」
「Z・Oアーマーを研究させてくれないかね。」
「なぜでしょうか。」
「ゾル・オリハルコニウムは念動力に反応するから触媒にちょうどいいからね。」
「そうですか、ちなみに高性能電子頭脳はどうなりましたか。」
「あれは、調べ尽くしたことで使用不能になったよ。」
「そうですか。・・・・・分かりました。提供しましょう。それが終えたら次は実弾兵器にも手をつけてくださいね。」
「は〜仕方ないね。あまりやりたいと思わないのだがねぇ。」
「では、お願いしますね。」
「まあ、武器からなんとかしよう。」
その言葉を聞いて、研究室から出て行った。
その時、アーニャも一緒についてきた。
「戒、すごく強い。」
「そうですね、一対一なら負けないでしょうね。(この世界に限りますが。)」
「守れない。」
「そんなことないでしょう。」
「どうして。」
「1人でいることは辛いことですから、共に歩んでくれる人が居ることは嬉しいことなので、だから、私の心をアーニャは守っていますよ。」
「そう言ってくれると嬉しい。」
そう言って、アーニャは頬を赤く染めます。
(さっきの事がありますし、アーニャの依存性が上がっていていますね。どうしたらいいんでしょうか。私は、彼女に答えるわけにはいけませんしね。どうしましょうか。)
「戒
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