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魔法科高校の有能な劣等生
演習
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、その術式、自己加速術式じゃないな?」

無月は力を更に込めつつ刀を前に出しながら言う。
それを聞いた歳月は少し笑い言う。

「へぇ、気付かれたか。
これに気付くなんてやっぱり無月はすげぇな。」

「そりゃ、どうも!!」

歳月の蹴りを完璧に弾き、歳月は宙を舞う。
そして空中で体制を立て直し見事な着地、
お前は何処ぞの体操選手だよ!
そうツッコミたくなる位の着地

「でも、これは無月の為の模擬戦とは言え
俺も負けたくはない。
少し本気を出させて貰うぜ。」

「いいぜ。
俺もそろそろお前の鈍い蹴りに飽き飽きしてた所だ。」

二人は最悪の笑みをしつつもお互いを目視し合う。
お互いは完璧に次の行動を予想し観察、次にどんな行動をするのかを完璧に予測
それを見た一条は

「、、、、、、、、、、、、、、、」
何も言う事はない。
ただただ無言、それだけだった。



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