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魔法科高校の有能な劣等生
演習
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弾を設置し一気に爆発
そうでなければ決して壊れないそんな場所を何の断りもなしに使われて貰っている
訳だが、本当にこれで良かったのか?
それを一条の頭では行ったり来たりを繰り返し
挙句、答えは見つからないままである。
もう、成るがまま。
その息で一条もここ迄来ている。

「だ、たって、これを提案したのは
私ですし、一応、責任も有るような気がしてて、、、、、、」

「さって、始めるか?」

「おう、さっきも言ったが問題ないぜ。
いつでも行ける。」

2人とも私の言葉を聞いていない!?
軽く無視され心が痛みずつも今は無月の為にここ迄来ている!
それを思い出し、無視された事を気にせず告げる。

「では行きます。
よーい、ドーン!!!!!!」

それは妙に子供ぽい合図で始まった。
それを聞いた二人は苦笑いを一瞬しつつも顔はすぐに真剣な顔付きに変わる。

「おっりゃーーーーー!!」

先に動いたのは無月だった。
刀型CADを構え走り出す、それには自己加速術式は発動されておらず普通の走り、
だが、一般人ではけして走る事の出来ない早さで動く。

「おせえー!」

歳月も動き、
右足に付けているCADを起動させ、操作する。
そして歳月の足元には魔法の起動式が展開され、魔法が発動される。
足に光、新たな起動式が足に付く様にして現れる。

そして無月の後ろを取った。

「じ、自己加速術式!?」

後ろを取った歳月は体を回転させ、回し蹴り
その回し蹴りは自己加速術式を発動させた勢いにより目では追うことの出来ない早さに到達していた。
無月も手に持った刀を前に出し蹴りを防ぐ、が

あまりにも威力が有り過ぎて無月は吹っ飛ばせれ、体制を崩す。
それを見逃す歳月では無かった。

歳月はもう一度、右足に付けているCADに触れ起動式を展開
先程と同じ自己加速術式を自身に発動する。

自己加速術式
自身の体のスピードを上げる。
と言うよりは体に特殊な魔法を掛け常人、通常では、ありえない動きを可能にする。
口で言うならその場から消えたと錯覚する位の早さ、
実際に消えてはいない。
早すぎて目では追えないのだ、だが、動く瞬間の動作を見ればどう動くかは少しは
推測は可能、なのだが

「オラー!!」
またも蹴り、だが、先程の蹴りとは違い真っ直ぐに一直線に
それを無月はギリギリ刀で受け止める。
だが、あまりにも早すぎた一撃
止めるのが限界、しかも徐々に押されている。
このままではいつ吹っ飛ばされてもおかしくない。

「は、早ぇー、じゃねぇの」

「へ、あんがとよ。
まさか模擬戦中に話せる余裕があるとは、まだまだ行けそうだな無月?」

「ああ、まだ余裕だね。

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