暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
第二章 魔術師と英霊たちとの邂逅 〜冬木 第五次聖杯戦争〜
精霊召喚って.....どんだけ規格外なんだ
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次に荒ぶる四神とも言われている神霊、風のガルーダ、水のリヴァイアサン、土のタイタン、火のイフリートは単体憑依だけならできます」

遠坂がなんかもう愕然としてる。大丈夫かな?

「まって...それを憑依させられるってことは...」

「龍種を召喚できるのではあるまいな!?」

「ご明察。龍王バハムートなら召喚はできます」

しばらく沈黙.....したら遠坂が口を恐る恐る開いた


「そんなのを隷属させてるなんて....あんた聖杯戦争の参加者だったら勝てっこないじゃない」

「いや、そもそも聖杯いらんし。私、魔法使い」

「そういえばそうだったわね。ああ、常識と比べた私がバカだったわ」

忘れてたんかい、それに遠坂さんや、一つ勘違いしてるぞ


「それに俺、あいつら隷属させてないから。あくまで助けてもらってるだけだから」

「あ、そうなの。へぇー..........え?」

あ、まずい。耳塞ぐ





後にセイバーは語った

あのコンビがあんな声をだすなんて想像つかなかった。シロウの部屋にいた私にまで届いていましたし














あー、耳が痛い

あの後また色々聞かれて疲れた

ただ単に俺はあいつらと仲良いだけなのに

「なあ、イフリート」

「いや、なあと言われてもさあ。お前ほどの感応性がある奴なんてなかなかいないし。それに俺たちを剣で打ち破るやつなんていないから」

そこにいるであろうイフリートに声をかけた

俺は精霊との交感を高いレベルで行える才能を持っていた

精霊使いとしても名を馳せていた先生にして、可笑しいだろそれ、と言わせるレベルだ

具体的には五感全てにおいて精霊を知覚できる

下位の精霊から最上位の精霊、果ては神霊まで

ありとあらゆる精霊を知覚することが可能なのだ

因みに一番仲が良いのはイフリートだったりする




「ありがとうな。こんな俺を助けてくれて」

「お互い様だ。お前だって俺たちを助けてくれたことがあるだろう?」

「.....まあな」

頬をかきながら答える。あの時はただ単に体が勝手にうごいたんだ

「この世界では多分、お前の持てる力全てを使わなきゃ勝てない。俺らの力、存分にふるってくれ」

「ああ。でも、ガルーダ辺りは嫌々やりそうだな」

「確かに」

ガルーダはなんつうか、マイペースだからなあ。呼んでもたまにきてくれないし

「というわけだ。またな蒼炎」

「おう」

イフリートが去った気がした

それと同時に道場に遠坂達が戻ってきた

「士郎は?」

「もう目を覚ましたわ。セイバーになんで令呪を使わな
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