魔導都市の思惑
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も何ですが戦争の大本である神と魔王は消滅したのですから」
「ハッ!あの堅物ミカエル様が言うようになったね。あれほど神、神、神様だったのにな」
「失ったものは大きい、居ない者をいつまでも求めても仕方がありません。人間達を導くのが、我々の使命。神の子をこれからも見守り、先導していくのが一番大事なことだと私達セラフのメンバーの意見も一致しています」
「おいおい、今の発言は堕ちるぜ?と思ったが、システムはお前が引き継いだんだったな。良い世界になったもんだ。俺が堕ちた頃とはまるで違う」
話しが難しくてよく分かんないけど良い方向に向かってるのかな?
「神がいない世界は間違いだと思うか? 神がいない世界は衰退するか? 残念ならがそうじゃなかった。俺もおまえたちもいまこうしやって生きている。神がいなくても世界は回るのさ」
アザゼルがそう言う、それから会談は戦力うんぬんの話しに移り、兵力とか各陣営との対応これからの勢力図の話しに移った。
「さて、こんなところだろうか?」
サゼークス様のその一言で、お偉い方々が大きく息を吐いた。それから俺達オカルト部の方に視線が集まる。
「そろそろ俺達以外に、世界に影響を及ぼしそうな奴等に意見を訊こうか。無敵のドラゴン様と神を恐れぬ大公のな。まずはヴァーリーお前は世界をどうしたい?」
「俺は強い奴と戦えればいいだけだ、だが俺もエネルゲイヤには興味が有る、コカビエルの時に使っていた魔装と言う武器にな」
ヨルムちゃんが使ってたあの籠手か、龍と悪魔の両方が揃う俺は注意しようドライグも注意しろって言ってたな。
「そうか、まあその魔装とか言う武器についてはエネルゲイヤを訪問した時に出もな。赤龍帝、お前はどうなんだ?なんか目標とかねぇのか?」
「俺の目標はハーレムをつくる事です!!」
アザゼルに聞かれたので堂々と俺は答えた、部長とか呆れ顔を溜息を吐いてるけど、これが俺の夢なんだ!!
「ハハハハ、女か良いね自分に正直なのは好感が持てるぜ。じゃあ最後に大公何か有るか?」
「私は世界などに興味はありません、子供達と幸せに暮らせればそれだけで」
「ふーん欲がねえなじゃ「ですので」?」
「私達魔導都市エネルゲイヤは悪魔勢力からの独立させてもらいます」
リーネさんのいきなりの独立宣言に驚くよりも先に俺達の時は止まった。
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