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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第3-4 宿敵
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理は、アグリッサに向かっていくエクシアを見た。そして、その姿が何処か以前の自分と重なって見えてしまった。

「ガキが!機体性能に頼りっきりな奴に!」

サーシェスは、エクシアにライフルの照準を付け次々と命中させていった。エクシアの装甲は少しずつ削られていた。

「クッ!」
「テメェみたいなガキには、その玩具は宝の持ち腐れなんだよ!!」
「ハァァァァァァァッ!!」

攻撃されても突撃していこうとする刹那の姿を見て先日の戦闘がフラッシュバックしていく智恵理。そして、プラズマキャノンがエクシアを狙っていることに気付き無意識の内に主砲の照準を付けて発射していた。

「何!?」

突然のメガ粒子砲に流石のサーシェスも反応が遅れてしまい被弾する。そして、衝撃によってプラズマキャノンの照準もずれてしまいエクシアが射線から外れてしまった。

「今だ!」

刹那は、突然の援護射撃に驚きながらも直ぐに目の前の宿敵に目を向けてサーベルで斬りかかっていった。
アグリッサの一部を切り裂くことは出来たが破壊までには至らなかった。

「援護射撃。感謝する。」
「別に、貴方の為にしたわけではありません。貴方達は、仇であることにはかわりないんですから。」
「・・・了解した。」

一同は、先程の智恵理の行動に驚いてしまい少しの間止まっていた。

「智恵理さん。」
「私にも分かりません。でも、あの人の戦い方は他人事のようには思えなくて。」
「このまま、援護をお願いしても?」
「・・・はい!」




「この機体の性能なら!」

凛は、ビームマシンガンで弾幕を張りながらヘリオンに近付いていた。

「ビームだと!?異世界の技術か!」
「ビームだけじゃないよ!」

続いてグレネードを足元へと投げつけ。
傭兵は、気付いたときには遅くグレネードが爆発して誘爆していった。

「俺のガンダムだってなぁ!」
「は、速い!?」

弦は、ヴィクトリーのブースターを全開にして一気に距離を詰めていった。しかし、そんな弦を別のヘリオンが狙いを付けていた。

「させない!」

しかし、未央がそれに気付いてマシンガンで注意を反らした。

「ハァァァッ!」

距離を詰めた弦は、ビームサーベルでヘリオンを両断した。これで、殆どのヘリオンを撃退したことによりアグリッサに集中出来るようになっていた。

「よし!後はアイツだけだ!!」

弦達は直ぐに刹那に合流していきアグリッサに攻撃を集中していった。流石のサーシェスでも戦艦の援護もある状態では被弾箇所が増えていった。

「チィィッ!」
「後少し!!」

サーシェスを追い詰めていき後少しの所でキャリーベースの観測機が次元干渉数値が上がっていることが分かった。
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