暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第61話 緋色と話します!
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
えば、俺も聞きたい事があったんだ」
「なんだ?」
「お前の神器(セイクリッド・ギア)にもドラゴンが宿ってるんだってな」
「……誰から聞いた?」
「えっと、ドライグ…あ、俺の中のドラゴンの事な」
「……なるほど」
『つう訳でよろしくな赤龍帝殿♪』
「ッ!?」
突然の知らない奴の声に思わず驚いてしまった。
『あと久しぶりだなドライグ♪』
『………』
『おいおい!無視かよ!』
『……はぁ、久しぶりだなドレイク…』
ドライグが嘆息しながら答える。
「なあドライグ、なんでそんなに嫌そうにしてるんだ?」
『……はぁ、コイツは自分が面白くなる為なら平然とその場を掻き乱すからな……俺もずいぶん迷惑した…』
「……二天龍の片割れにそう言わせるって…お前どれだけいろいろやってきたんだよ?…」
『う〜ん、さぁ。数えちゃいねえからな』
「………」
『………』
明日夏とドライグが無言になってしまった。
『……どころでドレイク、お前どういう風の吹き回しなんだ?』
『ん?』
「どう言う事だドライグ?」
『コイツは過去の宿主達の肉体を奪い好き放題やっていたんだ』
「なッ!?」
ドライグの言った事にまた驚く。
「それじゃ!いずれ明日夏も…」
『ああ、今回はたぶん無いぞそれ』
「え?」
『相棒、コイツはやろうと思えばとうの昔に肉体を奪う事ができたはずなんだが、一向に奪う気配が無いのだ』
「それってどういう…」
『俺が今までの宿主の体を奪ってたのは単純に宿主や宿主の周りが面白くもなんともなかったからだ』
『つまり今の宿主や宿主の周りは面白いと言う事か?』
『そゆ事』
『相棒、士騎明日夏、面倒な者に気に入られてしまったな』
「はぁ」
「……全くだ…」
『……まあ、こちらもずいぶんとアレな者と一緒になってしまったがな…』
「おいッ!!」
「……なんかすまないな」
「うおぉい!何謝ってんだ明日夏!」
『アハハハハ!!』
明日夏に宿るドラゴンが爆笑していた。
『ま、問題児同士、仲良くしようぜ、兵藤一誠♪俺の事はドレイクで良いぜ♪俺もイッセーって呼ぶから♪』
……初めて会った奴にまで問題児扱いされた…。
……って言うか、自分の事も問題児扱いしてるし…。
「……はぁ、まあ、よろしくドレイク…」
また俺の周りがにぎやかになってきた。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ