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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第61話 緋色と話します!
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が解決するだろうが、空腹に関しては何かかしら口にしねえともたない為、食べ易い物を作るため、キッチンがあるリビングに向かう。
リビングに入ると、千秋がテーブルに突っ伏していた。
……そう言えば、昨日は千秋が家にはいず、イッセーの家にいたな…。
「……おい、なにやってんだ?」
声を掛けるが、反応が無かった。
……訝しげに思い、頭を上げさせると…。
「………きゅ〜ん……」
……顔を真っ赤にして気絶していた。
「……イッセー柄みで何かあったのか?」
こんな千秋を見てたら、何故か気分が少しだけ優れてきた。
ふと千秋の格好が目に入った。
学園の制服なのだが………やけに着崩れていた……。
そう、それはまるで………。
………そして千秋のこの状態……。
『これはアレか♪アレなのか♪』
「………」
…………。
「…………………さて、朝飯作るか…………」
そう言いキッチンに立ち、朝食の準備に取り掛かる。
『何やってるんだお前?』
「……あ…」
ドレイクに言われ手元を見ると、何も無いまな板の上で包丁を振るっていた。
「………」
……とりあえず落ち着くか。
『意外と動揺するんだな?』
「……いきなりそんな事実を知らされれば動揺もする」
……ま、思い過ごしの可能性もあるかもしれないし後で確認してみるか。
ちなみに昨晩の光景による気分の不調はすっかり回復していた。


「久しぶりだなぁ、お前と一緒に登校するのって」
「ああ」
いつも走り込みも兼ねて一足先に一人で学園に向かってる俺だが、今日はイッセー達と登校していた。
「ちょっと聞きたい事があってな」
「聞きたい事?」
「千秋、燕となんかあったのか?」
「え!?」
イッセーが上ずった声で反応する。
「……その反応はあったって事だな!…」
今俺達の後ろで部長達もいる訳だが、千秋と燕が顔を真っ赤にしてうつむいているのを見て、千秋だけでなく燕とも何かあったのだろうと思い聞いた。
「……え〜と、部長達と一緒に寝た…俺以外みんな裸で…」
「……ほぉ…」
……少し語調を強める。
「いや!本当にただ一緒に寝ただけだから!何もやましい事はやっていないぞ!千秋に関しては確実に!」
俺の語調が強くなっているのを、怒っていると判断したのか、イッセーが慌てて付け加える。
……別に怒っている訳ではなく、少しテンションが上がっているだけなんだがな。
しかしもま、あの二人がずいぶんと大胆な事をしたもんだ…。
……もっとも後の祭りの如く自分達の行動を今さら恥じてしまっている訳だが。
「そうか、やましい事は無かったか………動揺して損した……」
「え?」
「なんでもねえ」
その後、せっかく久しぶりなので今回の事で燕をからかいながらイッセー達と登校をした。


「そう言
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