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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第61話 緋色と話します!
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を宿した者同士は戦い合う運命にあるのさ』
「者同士って俺みたいな神器(セイクリッド・ギア)を宿した奴が…」
『……いる』
「……俺はそいつと、いつか戦わなきゃならねえって事?…」
『そう言う事だ』
「勝手に宿っといて無茶苦茶だなあ、おい!」
『見返りとして、ドラゴンの力を与えてやっているじゃないか』
「う、忘れちゃいねえよ。おかげで部長も救えた訳だし。だがなドライグ、あらかじめこれだけは言っておく!」
『なんだ?』
「オホン。よく聞けぇ。俺は上級悪魔に昇格して、ハーレム王になりたい!無数の女の子を眷属下僕にして、俺だけの美女軍団を作る!それが俺の夢だぁぁぁッ!!」
『ハハハ!そんな夢を持った宿主は初めてだ!』
「……やっぱ俺って変かな?…」
『叶わない夢でもないさ。ドラゴンの力は周囲の者を圧倒し、魅了する。敵対する者も多いが、魅力を感じ、すり寄ってくる異性も多いからな』
「なっ!マ、マジっスかぁッ!!」
「ああ。俺の宿主だった人間は皆、異性に囲まれてた」
「おぉぉぉぉッ!!あなた様はそんなに凄い神器(セイクリッド・ギア)様だったのですねぇぇぇッ!!」
『……態度が急変し過ぎだぞ…』
「よ〜しッ!当面の俺の目標は部長のおっぱい攻略っス!そこんとこよろしくっスゥゥッ!!」
『……揉むのか?…』
「いや!……吸う!…」
『……………はぁ……女の乳を吸うサポートか……俺もずいぶん落ちぶれたものだ……しかし、こう言う相方もたまにはいい。あいつなら面白がるだろうな…』
「あいつって白い龍(バニシング・ドラゴン)の事か?」
『いや、お前さんの親友に宿っているドラゴンの事だ』
「親友って明日夏の事か!」
『ああ』
「……明日夏にもドラゴンが…」
『極限幻龍(マキシマム・ファントム・ドラゴン)ドレイク、それが士騎明日夏に宿っているドラゴンの名だ』
「どんなドラゴンなんだ?」
『……はぁ、勝手気ままで自由過ぎる人間くさいドラゴンだ…』
ドライグが嘆息しながら告げる。
『そんな事よりも俺の警告を忘れるな』
「……強い力ってヤツか…」


「……うっ……まだ気分悪ぃ…」
………あのぶつ切り死体を見てから気分が優れない……。
『……さすがの俺もアレはな…』
「……以外だな……お前ならむしろテンションが上がるかと思ったが…」
『……ドラマや小説ならな……さすがに生で見るのはな…』
「……前々から思ったが、お前ってやけに人間くさいよな…」
『……人間どもの娯楽なんかにずいぶんはまったからなぁ…他のドラゴンにもよく言われたな…』
「……まあいい……ああ…クソッ…」
……昨夜は食欲が湧かず、夕飯を抜いてしまった為、現在激しい空腹感に襲われているが、現在進行形で気分が優れず、食欲が湧かない…。
気分の方は時間
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