22話:セロリ君
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
に性格悪かったっけ??」
態度も悪いがな。
アニメのイメージと全然違、わないかもしれないが。
それよりも、これ以上こいつら2人だけにしとくのが怖い。
今までのやり取りからあのミサカ妹に口で勝てそうにない美琴がこれ以上追い詰められるのも危険な気がする。
だから、気が進まないが、オレは2人の間に割って入った。
「ちょろっと〜、こんな夜中にお前らみたいな女子中学生がこんな所でいったい何を言い争ってるんd……って、ちょwwおまっwwミサカ妹っwwwwその銃危ないだろうがっ、没収だよコノヤロウ!! それにあそこで倒れている人がいるぞ、おい少年大丈夫か!! 玉キンは大丈夫かっ、救急車呼んでやるからなっ、もう少し我慢しろよッ!!」
「「は??」」
「ウケケ、ゴホウビデスー」
ちとワザとらしすぎたか、もの凄く怪訝な顔された。
しかし、オレは怯まない。
ミサカ妹の手から銃を没収。
美琴をミサカ妹から距離を取らせた。もうちょっと詳しくいうと、オレの背後に美琴を立たせる。
つーか、セロリが壊れていた。ウケケ言ってやがる。目も逝ってやがる、どう見ても重傷だった。
「いやいや、アンタが何故このタイミングで現れるか!?」
何はともあれ、美琴ちゃんがビックリしてらっしゃいます。
「えーと、ちょっと夜の散歩していたら偶然お前らを見つけてな。だから、心配になって駆けつけてきたわけですたい。何か揉め事のようだが、力を貸すぜミコっちゃん」
「ミコっちゃん言うな! それとアンタん家からここまでどれだけ距離あると思ってんの? 随分長いこと街を徘徊してたんでしょうね、このロリコンが!!」
「な……っ!??」
ひ、酷い言われようだ。ロリコンに罪は無いのに。
しかし、ミコッちゃんの今の心理状態から察するにオレに当たってしまうのも無理はない。
ならばよかろう、オレの精神ライフが削られようが構わないさ。
「補足しておきますと…今朝方から人通りの少ない通りに小さい女の子を連れてきては如何わしい店に入っていた所を目撃しています。どうやら、夕方までニャンニャンしては一度店を出て、夜にもう一度戻ってきては延長戦してきたらしいですぜ、とミサカはお姉様に犯行現場を捉えた証拠写真を渡します」
あっ、超絹旗と一緒に観に行った映画館の写真だー。
でも美琴やミサカ妹には如何わしい店にしか見えなかったようだ。さらに、オレが超絹旗を店に連れ込んだと思い違いをしているらしい。
いや、それ以前になんでオレはミサカ妹に盗撮されてんだよ……
「ア、アンタッ、私達がたいへんな目にあってる時にナニ犯罪犯してんのよ!!?」
「うげーーー!??」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ