ニルヴァーナ編
水竜の嵐
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」
そう言ったリーダー格の男は魔法を唱えた。
ブゥゥゥゥン
「!地面がッ!?」
タクヤの足元の地面が崩れ始め、大きな溶岩が、出現した。
「これが私の魔法、サークルマジック!
指定した一定範囲のサークルの中では我の思うがままだ!」
「ちぃっ!」
「そのまま溶けて跡形もなく死んでいくがいい!」
「でも、それって、」
「!」
タクヤは溶岩へ落ちながら冷静に分析した。
「サークルの外に出れば魔法は効かねぇってことだな?」
「…フハハハハッ!、だからどうした?今の貴様の状況で何ができる。翼を持った猫もいないのにどうやって、」
「こうだよ。」
タクヤは両手の平から大量の水を噴射させた。
「なっ!」
タクヤは水の噴射を利用して体を浮かせた。
「俺を沈めてぇなら口と腕を縛ってからにしな。」
タクヤはそのまま飛び虚ろな聖域の真上を取った。
「あんまり時間かけらんねぇからよ、終わらせてやるぜ。」
「!すぐに防御魔法の準備だ!!」
「おせぇ!水竜の…、」
タクヤは口を大きく膨らませた。
「咆哮!!!!」
ブワァァァァァァ!!
口から激しい水を虚ろな聖域に放った。
「こ、こんなガキにぃぃぃぃぃっ!!?」
ザッバァァァァァン!!!
「…まぁこんなもんか。」
タクヤは地上へ着地した。すぐ側では虚ろな聖域のメンバーが倒れている。
「くっ、そぉ…ガク…。」
リーダー格の男はそのまま気絶した。
「…さて、早くウェンディたちの後を追わねぇと。」
タクヤは休むことなく合流地点へと走った。
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