七話
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男装少女は反応できない。仕方がないので俺が間にはいる。
「えっ!?」
龍化する時間が足りなかったので生身のまま止めた。流石に痛いなこれは。片手が酷い有り様だ。具体的に言うと骨が何本にも折れて所々から飛び出している。
「これは痛いな」
仕方がないので白魔法で回復させる。それと
「ラウラ、止めろ」
鳳を攻撃しようとしたラウラを止める。
「次からは気をつけろ」
「あっうん」
さて、後は知らない。後ろで一夏少年が篠ノ之に切られそうになっているが関係ない。そのまま教室からでて寮に帰った。ラウラもついてきたが。
※ ※ ※
「俺、ホムラはこの者と義兄弟の契りを交わす」
「私、ラウラはこの者を常に愛する」
……ラウラの誓いが違うのだが。
「これでいいの?」
「構わない」
と思う。
義兄弟の契りを交わした。契りといってもお互いに宣言するだけだが。
「私達これで家族なの?」
話し方が柔らかくなっている。
「家族だ。俺にはどうせ幾らでも時間がある。ラウラが大切な人が見つかるまでぐらいは一緒にいてやる」
「うんよろしく、お兄ちゃん」
俺はラウラに大切な人が見つかることを祈りつつまた寝ることにした。
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