第50話『夜天の主との遭遇』
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のだけれど
「貴様に話す事など無い」
そう言うだけで事情などは全く話さないのだ
すると部屋の扉が勢いよく開き中に入って来たのは白亜だった
そして白亜はこの者達を見ると驚愕の表情を見せた
「白亜?こいつらを知ってるのか?」
僕がそう聞いてみると
「はぁ?クロノこいつらが誰かわからねーのか!?」
そう言って来たので
「いや…知らないな……僕が記憶している次元犯罪者の中にはいないが……」
僕は素直にそう答えると
「こいつ等は『闇の書の守護騎士』でお前の親父さんの仇だろ!?」
「!?」
白亜の言葉に今度は僕は驚愕した
「貴様!!何故それを知っている!!」
そしてそこで吠えたのは白髪の男性で
魔力を封じる錠を付けられて且つ縄で縛られていると言う状態でにじり寄った
「おいっ白亜!!その話しもっと詳しく聞かせるんだ!!」
僕は白髪の男を押しのけて白亜に問いただすと
「あー…えっと……」
そう言葉を濁した後
白亜は何処から入手した情報かは教えてくれなかったが
・この者達が闇の書の守護騎士達である事
・最近起こっているリンカーコア強奪事件の犯人である事
・現在地球にその闇の書の主が居る事
・何処に居るかは詳しくは知らないと言う事
・守護騎士はもう1人居る事
それらの話しを聞いている途中
この場に居る守護騎士たちは『何故それを』と言った顔をしていた
そう話している途中で
『ドカンッ!!』
爆発音が聞こえアースラが揺れた
「何が起こったんだ!?」
僕がそう叫ぶと
『クロノ君!!アースラ内に転移反応が2つ!!そっちに向かってるよ!!』
エイミィから通信が入りこのアースラ内に侵入者が現れたみたいで
その者達が今この場所へと向かって来ているらしい
「白亜…守護騎士はあと1人っていってたよな?」
「あぁ!だがそれに組する者が居るって話はまだしてなかったがな!!」
そう僕達が話した所でこの部屋の扉が吹き飛び
白い仮面を着けた青い髪の男達が部屋の中へと入って来た
僕と白亜は直ぐにデバイスを起動させようとしたのだけど
腹部に鈍い痛みが走り殴られたのだと理解する頃には意識が無くなっていた……
〜side out〜
〜仮面の男A(ツバサ)〜
ボクとネオはアースラ内に転移した後
何か誰かの個室的な場所に来てしまったので取りあえず
部屋の扉を蹴破って外へと出て
守護騎士たちの魔力を探って居る場所を見つけて
そこへと向かった
守護騎士たちが居る部屋には直ぐに辿り着いて
ボクはここの部屋の扉も先程と同様に蹴破って中に入ると
捕縛された状態の守護騎士達とクロノと銀髪君が居るのを確認すると同時に
まだデバイスを起動していないクロノの腹部を殴って気絶させた
その隣では仮面の男Bことネオ
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