登校中
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「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」
顎が外れる位の大アクビをしつつも左手に持っている野菜ジュースを飲む。
そして飲み終わると賞味期限ギリギリのサンドイッチを一口
今の無月を見た人は大抵の人はだらしないと見えるだろう。
制服は綺麗にビシット!
と着ていてもネクタイは緩み、しかも歩きながら食事
これを大勢の学生の前でやると、何を言われることやら。
魔法科高校には一般人はいない?
詳しい事は解らないが魔法科高校は魔法が使えて初めて入学を許可される
頭が良くても魔法が使えなければ入学は許されない
仮に勉強が出来て魔法が使えない者
勉強が出来なくて魔法か少し扱える者
が魔法科高校に入学するため試験を受けるとしよう。
一般の高校なら断然
頭が良くて魔法が使えない者を優先して入学させるだろう。
だがそれは一般的理論
魔法科高校は逆に勉強が出来ずとも(ある程度の学力は必要)
魔法が使える者、素質が有る者を優先して入学させる。
だが一般の人は魔法は使えない。
稀に何の家系も関係無しに何の前触れも無しに魔法を使える者もいるが
それは極稀、隕石が直撃する位の強運と迄はいかないが、
それなりの運が必要となる、宝くじの2等を当てる位の?
「ご馳走さん。」
無月は食べ終わったサンドイッチの入っていた袋と野菜ジュースをすぐ近くに置いてあったゴミ箱に投げる。
それは綺麗な線を描きゴミ箱にダイブし綺麗にスー、と入る。
今、現在にもゴミ箱は存在する。
いや、有って当然、無くては困る物だが
何処かのアニメの様に自動では動くはずも無ければ自動で掃除をしてくれる訳でもない。
ただただゴミが捨てられるのを待つ、それは何時になっても変わらない。
それがゴミ箱の宿命、運命とも言える。
「さて、行きますか。」
再び足を前にだし歩き始める。
だが今となって何時もより早く家を出たのを少し後悔
こんなに早く出てもけしていい事は起こらない。
ただ、たまたま早めに起きて早めに行こう。
そう自分でも意外な答えを導き出した答えに従った迄、最初は後悔しない。
後悔は大抵、最初に起こらず後から起こる。
まるで誰かの悪戯の様に、
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