暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0621話
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ロガネへと通信を入れる。この場にいるのは、俺と星刻、そして星刻の秘書役をやっている香凛の3人のみだ。本来であれば政治家や官僚といったものもここにいてもいいのだが、それ等は早速国を動かす為の仕事がある為にそちらへと回っている。それ故、ここにいるのは現在の陽光を実質的に動かしていく俺達のみとなっていた。
 ちなみに象徴である麗華と代表であるオデュッセウスはさすがに疲れたという事もあり、2人共部屋で休んでいる。オデュッセウスはともかく基本的に表に出る事の無かった麗華だけに、全世界に映像が放映されている場に出るというのは精神的にも肉体的にもかなり疲労したんだろう。

『こっちは勿論問題無いわ。どの部隊も基本的には被害らしい被害が無いままに中華連邦の部隊を撃破しているわよ』
「そうか、なら部隊の方はいいとして……」

 呟きつつ、視線を星刻へと向ける。

「うむ。陽光の領土として中華連邦から切り取り予定の街や都市はほぼ全てで予定通りに民衆が蜂起をしている」

 この時ほぼとなったのは、切り取り予定の地となっている街や都市の中にもトップに立っているのが大宦官の手の者ではない場所があったからだ。
 ……もっとも、決まってそんな場所は不毛の土地だったり、あるいは何らかの問題があったりするような場所であるのを考えれば当然なのかもしれないが。

『で、蜂起の結果はどうなったの?』

 シロガネのブリッジが映し出されているマリューからの質問に、星刻は小さく頷く。

「お前達に用意して貰った武器や物資のおかげで被害は軽微だ。もちろん死者の1人も出ていないとは言わないが、我々が予想していたよりかなり少ないのも事実」
「何しろ街の実質的な実力者達はこっちに取り込み済みだしな」

 以前洪古と共に会った丈雲の顔を思い出しながらそう呟く。
 幾ら自分達が街の支配者だとでかい顔をしていても、街の住民達がそいつに従わなければそれは蟷螂の斧、あるいは張り子の虎でしかないのだから。

「ふむ、国土の切り取りに関しては概ね予定通りか。なら各国の反応はどうなっている?」
「香凛」
「はい、星刻様。各国の反応についてですが、まず当然の事ですが中華連邦からは建国を認めないとの公式発表がありました。更に陽光を名乗る集団が不法占拠している土地を直ちに明け渡し、無条件で武装解除して所有している兵器全てを提出し、シャドウミラーと名乗る集団を拘束して引き渡せと。ああ、それとアクセルが召喚したあのグリフィンドラゴンのグリ……でしたか? そのグリも大人しく引き渡せと言ってましたね。何でもこの地は代々自分達の土地である以上、異世界と繋がっているその先も自分達の所有物であるとの事です」
『……』

 香凛の口から出た、あまりと言えばあまりのその発言に俺と星刻の2人は思
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