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覇王と修羅王
合宿編
十七話
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ないと、覇気を練る。

 アルケミック・チェーン!

 召喚した錬鉄が相手を絡め取ろうと鎖を伸ばすが、中距離を保つルーテシアとリオは錬鉄の軌道予測を十分にすることが出来、軽々と躱される。
 そして、捕まえる迄は、と錬鉄を執拗に追わせるキャロをおちょくる様に飄々と避け続け、終には煽りだした。

「じゃあ、そろそろトドメといっちゃおっかなー?」
「隠れたティアナさんとアレクさんを探さないといけないしー?」

 ねー、と余裕を見せつけながらもルーテシアとリオはキャロに狙いを定める。現在キャロのLIFEは1650で、一気に削りきる事は可能だ。
 だが、その思いはキャロも同じ。漸く二人が近寄る状態まで持って行けた今なら、纏めて撃墜できる筈。

「――――アレク、お願い!」
『……へ?』

 ルーテシアとリオはキャロの視線を辿って行くと、構えるアレクが目に入った。其々違う色の覇気の玉を七つ浮かび上がらせ、円を描かせながら拳に宿らせようとしていた。
 なんかヤバ気……、とルーテシアとリオは退こうとするが錬鉄に絡め取られ、其の場に揃って並ばせられる。

 覇皇終極波動覇(擬き)!!

 突き出した拳から発生した波動に、死刑台の様に吊るされた二人は成す術も無く呑まれ、揃って流されて行く。ただ、縛られた状態だったので、錬鉄が千切れるまで暫く当てられて続け、オーバーキルで撃墜された。

「やったね、勝利のブイ!」
「逆襲のブ――――」

 二本の指を高々に掲げるキャロに、アレクも応え様と同じくポーズを取る――――所で何か見えた。ピンク色の弾が、キャロすぐ後ろまで迫っていた。

「へうーっ!?」
「ぷぷっ」

 パカーンと間抜けな音とは裏腹に、ピンク色の弾はキャロのLIFEを0まで一気に削る。ただ、あまりに間抜けな悲鳴と顔と音に、アレクはついつい噴出した。
 だが、そんな隙を見せれば、容易に捕らえられる。同じピンク色のバインドがアレクを縛り上げた。

「おおぉっ!?」
「はい、キャロ撃墜でアレクちゃ――――くん捕獲!」

 見上げたアレクの前に、フェイトの相手をしている筈のなのはが居た。

「あれ? あちらでエリオの相方をしてたような?」
「戦況ってね、ちょっと目を離した隙に凄く変わったりするんだよ」
「……なるへそ」

 戦技教導官のなのはとアレクでは視野の広さが大幅に違う。ルーテシアとリオの撃墜を知ると、即座に此処へ飛来した。
 キャロの撃墜を優先したのは、集束に入っているティアナにブーストを掛けさせないようにする為。

 ブラスター1!

 なのははビットを展開し、自己ブーストを掛ける。
 フェイトの奮闘で魔力の残りも少なくなっているが、一網打尽のタイミングは今しかない。
 よ
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