第二章 魔術師と英霊たちとの邂逅 〜冬木 第五次聖杯戦争〜
魔術師としての初陣
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のの一つ
(久しぶりだな、シルフ)
(私はずっと見守ってたけれどねー)
今の状況は、俺が4大精霊のシルフを憑依させている状態
即ち、風を自由に操ることができる
「行くぞ。桜花、派生!」
俺は風を利用し、桜花のスピードを上げた
「っ!」
「一迅!!」
一般人から見れば瞬間移動に見えるだろう速度で突っ込み、突きをいれた
ライダーはそれを人外の速度でいなし、カウンターの一撃を入れてきた
だが、それは風に阻まれる
一迅は攻防一体の技だ
風を利用し動くため、通り道には余波が残る
そのため、カウンターをするならば蒼炎の体を使わなければ風の膜に邪魔される
「くっ!!マスター下がりなさい!」
ライダーはこの一瞬で蒼炎と戦うならばこんな狭いところではいけないと感じ、逃亡しようとした
だがそれは、突如飛来した物体に邪魔される
「ぐわあああああ!」
「マスター!」
アーチャーが放った矢の爆風により、後ろにいたマスターらしき人物が怪我を負う
それにより、ライダーの意識がそっちに向いた
(今だ!一心派生....)
「鎌鼬!!」
一心の威力を風で上げたものをライダーに向かい放つ
それを防御しようとライダーが短剣を交差した時、風が吹き荒れ、ライダーの視界がなくなった
その隙に、蒼炎はマスターらしき人物の元に一足でいき、左の剣を首に当てた
「この結界を直ぐに解除しろ。じゃなきゃ首を飛ばす」
ありったけの殺意を込め、そういった
すると、そいつは泣きながら裏返った声でライダーに結界の解除を命じた
そうすると直ぐに結界は解除され、赤かった世界は元の色に戻った
俺はそのままマスターの令呪を探すために体を調べようとしたがライダーに邪魔をされ、逃がしてしまった
まあ、俺の仲間を守れたから良しとしよう
そう思い、愛刀たちをしまって遠坂たちの元に向かった
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