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魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
第二章 魔術師と英霊たちとの邂逅 〜冬木 第五次聖杯戦争〜
魔術師としての初陣
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どうしたの?と凛が聞く前に、蒼炎は言葉を紡いだ

準備(スタンバイ)

戦闘用意、路を開くイメージ

身体中の魔術回路が起動した

解析(サーチ)......発見(ヒット)!」

蒼炎は結界内の生命反応を検索し、士郎のいる座標を見つけた

今度はいきなり走り出したので、凛はまた驚いて後に続いた




「ぐあ!」

「はは!ざまあないね衛宮!」

「士郎!!」

着いた時には士郎は満身創痍だった

傷だらけになり、血塗れで廊下に倒れていた

「ばか!なんで真っ向から戦ってんだ!!」

時間稼ぎならここまでの傷は追わなかっただろうに

「遠坂、治療を頼んだ」

「まさか、あんた戦う気!?」

蒼炎は運命刀と正宗を構え、敵と対峙する

「サーヴァントに生身で戦うとか、ばかだね」

「.....」

敵は一言も発さない

俺は頭のなかで相手のクラスについて考察する

まずアーチャーとセイバーとランサーは除外

キャスター...あんな早く動けないだろ

バーサーカー....こっちの様子をちゃんと見てるし、観察されてるから低いだろうな

アサシン...あの速さなら納得できるが、確かある一人の英霊しか当てはまらないんだよな。だから除外

ということは、ライダー、か

騎手であっても武闘派というのは以外にいる

「あなたは何者ですか?」

敵は俺から何かを感じたらしい、こちらに問いを投げてきた

「魔術師、遠藤蒼炎」

これ以外に言うことはないだろう。集中だ、あの速さについて行くには集中しなきゃダメだ

そう思い、明鏡止水をしようとしたが、それより早く相手の姿が消えた

未来線は左肩、そこに合わせて剣を振るう

ガキン!!

という音がなり、相手の短剣とおれの運命刀が交差した

「見てから対応してない....未来視系統の魔眼ですか?」

「流石は英霊。その通り」

早速ばれたし。おかしいだろ

というか速い。速すぎ

こっちも奥の手の一つ、出すしかないか

「ふぅ....」

「?」

ライダーは警戒して、下がった。しかし、これは悪手だった

「久々に行くか、風を司りし4大が一つよ、我が言の葉を聞き届け給え」

「!?させない!」

ライダーが切りかかってくるがもう遅い!

「憑依....装着!」

ライダーの短剣が振るわれる

それと同時に風が吹き荒れた

「シルフ!」

俺の周りには風が吹いていた

否、俺が風を纏っていた

「遠藤くん....どういうこと?」

「今は士郎に集中してくれ」

俺が運命の称号を手に入れる前から使えていたも
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