第3章
月光校庭のエクスカリバー
第60話 エクスカリバーを許さない!
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えない下品な口振りだ〜…な〜んつって♪」
「光喰剣(ホーリー・イレイザー)ッ!!」
剣から闇が伸び、聖剣に絡み付くが、聖剣のオーラであっさりと霧散してしまった。
「あ〜、それ無駄っスから…ザ〜ンネ〜ン♪」
「……ふ、試しただけさ…その剣が本物かどうかをね…これで心置き無く剣もろとも八つ裂きにできる訳だ!」
僕は遠慮無しに斬りかかる。
「オ〜ウッ!」
「フッ!フッ!ハッ!」
「イタスッ!イタスッ!オ〜ウッ!」
ズバッ。
「ぐわぁぁッ!?」
……腕を斬られてしまった。
……傷は深くないはずなのに、焼けるように痛かった…。
「……うっ…」
「言ってなかったけ〜?この聖剣はクソ悪魔キラー用の剣なんだよ〜♪サーセン…」
「……知ってるよ!忘れた事もない!!」
「アアッ!?」
覗き込んできた彼の足払って後ろに転ばせる。
「アンッ!?あぁ、キッタネー!」
「悪魔らしいだろ!フゥッ!」
「インヨッ!」
転んだところをすかさず斬りかかるが避けられてしまう。
「アァァァ!……ハア…ハア…なるへそ〜………アレェ?……」
「ハァッ!」
「ワリィッ!お呼びが掛かっちゃったわ〜!て〜事で…ハイ、チャラバ!」
「……ぐっ!?」
彼が何かを地面に叩きつけた瞬間、辺り一辺を閃光が照らす。
「………」
光が止むと彼はすでにいなくなり、この場には僕と神父の死体だけが残っていた。
「……成果は?」
「……一人見つけたわ…」
「……すでに殺られていたがな…」
「……こっちも一人見つけたけど…すでに殺されていたわ…」
「……そっちはどうだったんだ?」
「……こちらも一人…君達と同じ状況だ…」
「……三人も…」
「……調査員は六人…」
「……あと三人…」
「……でもこの様子じゃおそらく彼らも…」
「……仕方あるまい…情報は新ためて自分達で集めるとして…当初の予定通りにリアス・グレモリーに接触する」
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