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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第6章:女の決意・男の勘違い
第39話:消せる落書き、消せない傷跡
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罪に、醜男等も顔を真っ赤に激怒してる。うん、素敵よリュカ!

「ムカつく夫婦だ……ルビーを独占した上に!」
「え、ルビーが欲しかったの? 何だ……早く言ってくれれば良かったのに。妻が失礼な事実を言ってしまったお詫びに、彼女(ロザリー)が流したルビーを拾っといた物をあげるよ。ほれ、遠慮せず受け取れ」
そう言うとリュカは、拾っといたルビーを1個醜男リーダーの額に投げつける。

「ふざけるなよこの野郎! 今日俺は最強の仲間を連れてきてんだ……テメーをボコって、目の前で女房を犯しまくってやる! 犯し殺してからテメーを殺してやる!」
あ……コイツ自分の死刑執行書にサインした。
いや……死刑にされる方がマシかしら?

「うぐっ!?」
リュカと醜男リーダーとは4.5メートル離れてたのだけど、一瞬で間合いを詰め顔面を鷲掴みにするリュカ。
そして……

「黙ってルビー1個を持ち帰れば良いものを……」
とドスの効いた声で呟き手に力を込める。
「ぎゃぁぁぁ!!」「ベホマ」

リュカの凄い力で握りつぶされた顔面は、全てのパーツを中央に盛り上がる様に集約され固定する。
両目を力一杯閉じ口を精一杯尖らせた顔……それが先程まで人間的だが不細工顔をしてた男の今の顔だ。
きっと目を開ける事は二度と出来ないだろうし、口も開けられなくなったのだろう。
モゴモゴ懸命に何か言ってるが、何を言ってるのか理解できない。

それを見た仲間の醜男A・Bが、勢いよくリュカに襲いかかる。けど……
勿論アッサリ撃退されますわよ。えぇ、それはもうアッサリと。
むしろその後が……

醜男Aの右腕とBの左腕を、物凄い音で捻り曲げて固結びをする。
解る言ってる事? 人間の腕を強引に結んじゃってるのよ!
そして勿論ベホマで回復。回復と言っても、骨が曲がった状態で接着されるわけだから、あの二人は腕を切り落とさない限り離れられない。

「次は誰にしようかなぁ♪」
楽しそうに鼻歌を歌いながら残りの醜男達に視線を向けるリュカ。
流石に残りの連中は怯みまくりで脅えてる。
まぁこれで逃げてくれるだろうから、目的としては達成よね。

でも……私の夫はそんなに簡単な思考回路をしてなかった。
「よし……次は君と君だ!」
そう醜男C・Dを指差し素早く近付くと、今度は互いの右足を結びだした!

「お、まだ居るねぇ……じゃぁ次は、足と腕で結んじゃおっか!」
そう言って手近に居た醜男E・Fを捕まえ腕と足を掴み持ち上げる。
勿論宣言通り足と腕を結んで放り投げるリュカ。
その尋常じゃ無い行動と強さに残りの醜男等も慌てて逃げ出した。

だが……
「バギクロスぅ♪」
と、殺傷力の無いバギクロスで逃げる連中を空高く舞上げ、自分の側へ落下させる。
可愛そうに……
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