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バカとテストと召喚獣ing
問4 大切な人への贈り物は何を基準にしますか?
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「でも僕で良かったの?秀吉とかでも良かったと思うけど」
「吉井が一番雄二と遊んでいるから好きなものを知ってそうだった」
「ふーん」
「じゃあ私も同じ事聞いてみる」
「うーん。霧島さんが一番安全かと思ったから」
「どういう意味?」
「工藤さんとかは、案外口が軽いからポロっと色んな事を言いそうな気がするから」
「吉井は何を買うの?」
「全く分からない。まず女の子にクリスマスプレゼントは買ったことが無いから」

2人が買いに来たのはクリスマスプレゼントなのだ。

明久は姫路と美波のを買うため。霧島は雄二のを買うため


「霧島さんは今まで何をあげてたの?」
「婚姻届と私」
うん。聞かなかったことにしよう


そして結局2人の買い物は丸1日使ってしまった



「ありがとう、今日は」
「ううん。こっちこそありがとう。雄二のプレゼント考えてくれて」
明久と霧島は買い物袋を持って歩いていた

暫く黙って歩いていると明久が

「霧島さん」
「なに?」
「もうちょっと待っててあげてくれないかな?」
「何が?」
「雄二だよ。僕が言える立場じゃないけど」
「と言うと?」
「多分雄二は霧島さんの事が好きだよ。好きじゃなかったら計画なんて考えないし、霧島さんの夢を笑ったチンピラを殴ったりなんかしない」
霧島はただ明久の声に耳を傾けた
「雄二は早く霧島さんに気持ちをぶつけたいと思うんだ。でも今回の計画は台無しと思ってるんだよ。」
「うん」
「だから、次の雄二の計画ができてその計画通りに成功するまで」

「どうか雄二の事待っててやって下さい。これは雄二の親友からのお願いです」

「うん。大丈夫。私はいつまでも待ってるから。雄二が言ってくれるその日まで」

その時の霧島さんの顔は正直綺麗だった。そしてこの人なら雄二の親友として雄二を任せられる。そう思った


そして2人は互いの家に帰って行った



「ただいま」

「「さて?どこに?誰と?何をしていたのか説明お願いしますか?」」
安心しきって帰った明久を襲ったのは殺気マックスの2人の仁王立ちだった



そして


「悪いな今日付き合ってもらって」
「いいよ。ナンだって代表のクリスマスプレゼント選びなんでしょ?坂本君」
「絶対翔子に言わないでくれよ工藤」
「もちろんだよ」



さらに



「なるほど、愛子にプレゼントを贈りたいと」
「......飛躍しすぎだ」
「でもその日ってクリスマスだよね?」
「.....べ...別にたまたま日にちが被っただけだ」
「まぁいいわ。さっさと行きましょう土屋君」
「....話を聞け....木下優子」


ちなみにこの三組は同じ
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