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気付いたらTSしてHUNTER×HUNTRの世界へ
第三話『二次試験』
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を作らなくても問題ない
なのでボクは試験内容を無視して
まずは先ほどの前半戦に使用した物とは別の豚を取りだした
あっ流石に丸ごとじゃないよ?
そしてそれを塩コショウ等で味付けをしてフライパンで焼いていたら
それを見ていた受験者達が
「「「また豚を使うった料理なのか!?」」」
そう言って
ある者は豚を取りに外へと走り
ある者はボクが何を作っているのかを凝視し
ある者はボクが作っているのが寿司では無いと思い安心していたりしていた
そして何人かに注目されている中
ボクは焼き上がった豚をご飯(残念ながら酢飯)の上に乗せて
袋から箸を取り出して食べ始めた
「「「お前が食べるのかよ!!」」」
見ていた何人かからツッコまれたけど気にせずにボクは昼ご飯を食べていった
その後
クラピカが何かの文献で読んだ事があるとスシが魚を使った料理だと言い
それを聞いたレオリオが大きな声で『魚ぁ!?』とか言った事により
受験者達が一斉に魚を求めて外へと飛び出していった

建物に残ったのは
試験官のメンチとブハラ
それと現在昼食中のボクだけだった
「あんたは魚を取りに行かないの?」
少しするとメンチが話しかけてきたので
「スシ……別に魚いらない……」
ボクはそう言って
焼いた豚肉を一口サイズの長方形に握った酢飯の上に乗せた
「へぇ…あんたもスシを知ってたんだ
じゃー審査してあげるから持って来なさい」
メンチがそう言ったけど
ボクは先ほどのスシをメンチの所へは持っていかず
手で摘んで自分の口へと持って行って一口で食べた
程よい力加減で握られた酢飯は口に入れると簡単にほぐれ
このグレイトスタンプと言う名の豚とマッチして美味しいのだが
「……さっきの豚丼と余り変わらない」
残念ながらさっきの豚丼を一口大にしただけって感じだった
何かメンチがギャーギャー騒いでいて
それをブハラがなだめているのは気にしないでおこう
次に豚肉をミンチにして狐色になるまで炒めた玉ねぎ等と混ぜ合わせ
豚肉100%のハンバーグを作り
それをまた一口大の酢飯の上に置いて
周囲を海苔で囲った
まぁ簡単に言えば軍艦巻きだ
そしてそれを食べようとしたら
先ほどお腹いっぱいになるまで豚の丸焼きを食べたはずのブハラが
ヨダレを垂らしながらコチラを見ていたので
「……食べる?」
そう聞いてみると
ブハラはその巨漢からは想像できないスピードでやって来て
ボクが作ったハンバーグ軍艦をパクパクと食べ始めた
何だかんだで20個ほど作っていた軍艦は一瞬で無くなっていき
最後の一つと言う所でメンチさんが
ブハラよりも先にそれを取り口へと運んで
「何これ!美味しい!!」
メンチさんはそう言ったあと
「って言うか私の所に持って来なさいよ!!」
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