第6章 無限時計編
戦いの不協和音
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サミエルの言葉に頷くシャルル。
「あれは多分、警告だったと思う。」
シャルルはそう言う。
「時計を集めてはいけなかった。あれは元々、ゼントピアの物であったらしい。
そして今、僕達は理解不可能な任務を与えられている・・・・・・
しかもあいつ等も・・・・・・。」
「あいつ等?」
ミントはその言葉を聞き、言う。
「いや、今はその事はよそう。」
サミエルはミントに向かってそう言う。
「未来を知りたいのか、サミエル?」
リリーはそう尋ねる。
「何よりも不吉なのは、
ゼントピアの評議が悪用されているかもしれないって可能性なんだ。」
サミエルはそう答える。
一方、ガジル達の方にて・・・
「どうなってんだよ、こりゃ?」
「教会が・・・!」
「間に合わなかった?」
俺達が見た光景は、教会が火事になっていた事であった。
「!?誰か出てくる!!」
燃え上がっている教会の中から1人の人が出てきた。
「あの人は、レギオン隊の・・・」
確かヒューズっていう人だったな・・・。
ドサッ
その人は出てきてすぐに、その場に倒れた。
「何で・・・ウチらが・・・・・・教会を襲わなきゃ、いけない訳・・・。」
「!?」
どういう事だ一体!?
「すっげぇ・・・意味わかんない・・・。」
「うっ!」
「「「!?」」」
また燃えている教会の方から、誰かが出てきた・・・・・・・・・
人には見えない・・・・・・何か、キリンのような形をした緑色の生物だった・・・。
首が長いせいで、頭辺りに、レンガが当たった様だ。
「聖下の下されたミッチォンでちゅよぉ〜!何を躊躇することがあるんかぁ!?」
「これは・・・!?」
「念話だぁ?」
「六魔将軍・・・じゃない、あれはレギオン隊?」
俺達はそう言うが、明らかに何かがおかしい。
ヒューズって人をあの謎の生物は踏んでいるし。
「ギルドの魔導士、でちゅか?」
奴は俺達の方を見てきた。
「ゼントピアのモンかテメェ?」
「これは何があったんですか?」
「仲間割れ・・・?」
ガジルさんと俺は謎の生物に質問をし、ジュビアさんは思った事を言う。
「何で・・・司祭を・・・よくも・・・」
「聖下の言葉は大将の言葉、つまり行儀でちゅよぉ。
それが壊せと言えば、壊すのが、レギオン隊!
教義には忠実に、疑う事はなかれ。」
「こいつ・・・」
「
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