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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
戦いの不協和音
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ひゃん!」

俺はウェンディをお姫様抱っこして移動した。


ドーン!!


「おがっ!ぎゃあ!!ぎふぅ!!!獣臭えぇぇっ!!!」

ビックスローさんの真上から、大量の牛が落ちてきた。

「「ビックスローさーん!!」」

俺とウェンディは叫んでそう言った。





































一方、ハッピー達の方で・・・


「くっそがきゃぁ・・・!!!!」

「このロリコン野郎・・・!!!!」

「この2人は、ほっておきましょ。」

「闇分身だけど、こんなコージ初めて。」

闇分身のコージとサブの睨み合いを見て、シャルルは話を進めようとし、
ミントは今のコージの光景に見た事もないという表情をしていた。

「無限時計が完成し、六魔将軍(オラシオンセイス)に奪われた。」

リリーがそう言う。

「そんな今、何を目的に動いている訳、あんた達は?」

シャルルがサミエルに尋ねる。

「僕の計算によると、事態は当初の予測を超えて、より複雑になっているのだよ、兄さん。」

サミエルは本を開いて、そう答える。

「計算が追い付かないさ。」

サミエルは開いてた本を閉じて、そう言う。

「わかった!オイラ達に力を借りたいんだね!エクシード同士だし!!」

ハッピーがそう言う。

「ご推察の通りさ。下手をすれば、人間には対処不可能な状態になりかねないからね。
 ま、サブの方はそこにいる闇分身が何とかしてくれるから安心するよ。」

サミエルはそう言うのだった。

「そこも計算に入れてたんだ・・・。」

ミントがそう言う。

「何よ今さら!あんたには、ゼントピアの教えが全て何じゃないの?」

シャルルがそう言う。

「教義も大事だけど、こだわっている場合じゃないんだ。」

サミエルはそう言う。

「成程な。」

「で、オイラ達は何をすればいいの?」

「悪いけど、魚の事しかないハッピーとお馬鹿なミントに、
 脳みそ筋肉な兄さんには解決できない。」

「失敬な!!」

「女の子に失礼だよ!!」

「喧嘩を売りに来たのか、お前は!!!」

サミエルの言葉に怒鳴るハッピーとミント、リリー。
しかしサミエルはそんな事を無視し、シャルルに尋ねた。

「シャルル・・・君は予知能力とやらで、何か感じなかったか?」

サミエルはシャルルの予知能力を知っており、それについて尋ねた。

「・・・・・・ハッキリしないイメージが色々見えたけど、それも不吉な・・・。」

「星空の鍵、からは?」

「ええ。」


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