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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
戦いの不協和音
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あの人、何かあると思ったけど・・・やはりか・・・まだ詳しい事はわかっていないけど。

「のち、後方からの雷!」

そう言うと、俺達の後ろから雷が襲いかかって来た。

「フン!」

しかしビックスローさんが操っている人形達でガードをしたのだ。


ドーン!


「「「っ!」」」

ガードはしたが、人形達は落ちた。

「かかったな!」

「え!?」

「!?」

「すでに別の人形に魂を移しておいたぜ!」

いつのまにか、グリムリーパーの周りに人形達がいたのだった。

「喰らいやがれ!ゼロ距離バリオ・フォーメーション!!」

ビックスローさんの言葉と同時に、
人形達は青色の稲妻となり、ビームを放った。


しかし・・・


「そんな!?」

「飛べるなんて卑怯だぞ、コラァ!!!」

「くそ・・・こんな時(エーラ)が使えれば・・・!!」

俺達はそんな事を言い、グリムリーパーは俺達の後ろにある岩の上に降りた。
闇分身である俺でも使えない事もないが、
今回の戦闘で闇の魔力がかなり消費するので、使うに使えない状態である。

「そのようだな・・・忘れていた・・・ところでお前達は誰だ?」

「おいおい・・・」

「もう忘れられていますよ、私達・・・」

「下手したら病人だぞ・・・。」

グリムリーパーの言葉に俺達はそう言う。

「いや待て・・・・・そうだ、貴様を思い出した・・・。」

グリムリーパーは俺を見てそう言う。

「歯車・・・そうだ、歯車だぁ・・・!!!」

「!?」

「歯車を壊せなければ!!!はぁ!!!!」

グリムリーパーは鎌を振り下ろし、竜巻を俺に向かって放った。

「させない!天竜の翼撃!!!」

ウェンディが両腕に風を纏い、振り払う様に動き、
グリムリーパーの出した竜巻を消した。
さらに天竜の翼撃で発生した風はグリムリーパーに向かい、襲い掛かる。

「気象を司る俺に風系統の魔法で挑むとは、身の程を知るがいい。」

グリムリーパーは風を操り、天竜の翼撃で発生した風を俺達に向けた。

「っ!」

「くっそ・・・!!」

風が強い・・・!!!

「ウェンディ、コージ!!危ねえ!!!」

「!?」

ビックスローさんが大声でそう言った。俺とウェンディは上を見た。

「あ、あわわ・・・!!」

「牛!!?」

グリムリーパーの風によって、大量の牛が飛んでいた。

「強風による飛来物に注意!」

そう言うと、大量の牛を落とした。

「コージ、ウェンディを!」

ビックスローさんは俺をウェンディの方に向けて押した。

「はい!!ウェンディ!!!」


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