第6章 無限時計編
戦いの不協和音
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「鉄の森・・・エリゴール・・・知らんな。」
「何だよテメエは?物忘れが過ぎるんじゃねえか?」
「・・・?」
何だこの感じ・・・?遺跡の時は戦いに夢中で気が付かなかったけど・・・何かおかしい?
「だが次の気象はわかる・・・上方からの突風!!!」
その言葉と共に、上から突風が俺達に襲い掛かるが、かわす。
ドーン!!
「時々、横からの竜巻!!」
竜巻が俺達に襲ってくるが、ビックスローさんが何とか防ぐ。
ドン!!
「「「っ!!」」」
防げたが、俺達は少し飛ばされる。
「自然現象に抗うとは、蝿でもそんな真似はせんだろうな。」
「コイツ・・・。」
「少し厄介ですよ。」
「ビックスローさん、闇分身。」
「おい、闇分身でお兄ちゃんと読むな。」
俺は闇分身とはいえ、つい突っ込んでしまう。
「サポートします!」
ウェンディは俺とビックスローさん、そして自分自身にアームズなどを掛ける。
「よっしゃぁ!俺達は蝿じゃねえ!!」
「はい!妖精の尻尾の魔導士!!」
「舐めんじゃねえぞ!!」
俺達はグリムリーパーに接近する。
「下方からの、強風!!」
下から強風が俺達に襲い掛かる。
「っ!」
「ぐっ!」
「・・・っ!」
「ふん!」
グリムリーパーは持っていた鎌を振り下ろす。
「おわぁ!?」
強風はさらに強くなって襲いかかって来た。
「どわぁ!?」
「あああああ!!」
俺達はそのまま後ろへ飛ばされてしまった。
「(まずい!後ろに岩が・・・!!!)闇の巨手!!!」
俺は岩がぶつかってしまうのを防ぐため、闇の巨手を出し、
俺達3人をダメージを受けない様にキャッチする。
「ふぅ〜、何とかなった。」
「ありがとう!」
「助かったぜ!」
2人は俺に礼を言う。
「ん!?」
「「!?」」
グリムリーパーは鎌を上に向ける。
「妖精の尻尾・・・思い出せん・・・だが、次の気象はわかる・・・。」
突然、風が強くなる。
「嵐だ、嵐だ!!前方からの嵐!!!!」
グリムリーパーは鎌を振りおろすと、雷を混ぜた竜巻を出し、俺達に向けた。
「食い止めるぞ!」
「うん!」
「闇竜の・・・」
「天竜の・・・」
「「咆哮!!!!!」」
俺とウェンディは前方から来た竜巻を咆哮で撃ち消したのだ。
「あいつの魂、何だありゃ?」
「わかりますか?」
ビックスローさんはどうやら気付いた様でした。
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