第6章 無限時計編
戦いの不協和音
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一方、ガジル達の方では・・・
「俺と組まされたのが、そんなに嫌か?」
ガジルさんがジュビアさんにそう尋ねる。
「そんな事はないけど・・・」
「嫌なら、裸野郎のところに行ってもいいんだぜ。」
「ガジル君は嫌いじゃないわよ。でも・・・でも・・・グレイ様と・・・」
「あの・・・」
「何だ?」
2人の会話に俺は入る。
「幽鬼の支配者って7年も前に解散したギルドと聞きますが・・・
お2人はそのギルドに入っていたのですか?」
「ああ・・・まあな。前は妖精の尻尾のギルドを壊した事があるぜ。」
「え・・・。」
「今はもうんな事しねえよ。」
「そ、そうですか・・・。」
ガジルさん達の意外な事を聞いてしまったな・・・。
「そんな感じなの・・・。」
ジュビアさんが突然そう言ってきた。
「ああ?訳わかんねえぞ。メンドくせえなぁ・・・。」
「ジュビアはそういう女なの・・・。」
何かわからないけど・・・妄想で何かあったかもしれない・・・聞かないけど・・・。
一方、ビックスローとウェンディの方では・・・
「「大丈夫かウェンディ?」」
俺とビックスローさんがそう言う。今俺達は山を登っている。
「大丈夫、頑張ります!」
ウェンディはそう言う。
「この峠を越えれば、目的地はもうすぐだぜ。」
「そうですね。」
「はい!」
ビックスローさんの言葉に俺とウェンディは返事をする。
「「「?」」」
突然、晴れていた空に黒い雲が覆った。
「何だありゃ?」
「雨か・・・?」
「嵐・・・。」
「山の天気は変わりやすいっつうが・・・」
「いや、そこまで変わるモノでは・・・」
ゴォオオオオオ!!!
「「ごわぁ!?」」
「っ!!」
「何だこりゃ!?」
突然、突風が俺達を襲う。
「ただの風じゃない・・・これは・・・」
「昨日の空模様は・・・思い出せない。」
「「「!!」」」
上を見上げると、岩の上に新生六魔将軍の1人、グリムリーパーがいた。
「グリムリーパーとかっていう奴か!歩く異常気象だなまるで。」
「新生六魔将軍の1人・・・。」
「元鉄の森の1人、エリゴールさん、らしいですよ。」
俺達はグリムリーパーを見て、そう言う。
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