暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
戦いの不協和音
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(何だかおかしい・・・・・・いやおかし過ぎる!!)」

俺は心の中でそう思う。そして謎の生物はヒューズって人を蹴った。


ドン!


「ああっ!」

「反信者が、飛び散りな!!」

謎の生物は左腕を上げ、手から魔法陣の様なモノを出した。
その魔法陣の様なモノはヒューズって人の所にも2つ出現し、体の全体を黒緑で覆った。

「やめ・・・」


ドーーン!!


「ぐあああああっ!!!」

突然、その人の体の全体を黒緑が消え、爆発したかのように飛んだ。

「何だ!?」

俺達は飛んでかわした。

「爆発・・・いや、違えなあ・・・。」

「破裂・・・でしょうか・・・?」

「ガジル君、コージ君、気をつけて!!」

ジュビアさんは倒れたヒューズって人を抱え、俺とガジルさんにそう言う。

「ええ、もちろん!」

「気に食わねえなあ、テメエは!!」

ガジルさんは腕を鉄の棍棒の様にし、謎の生物に向かって伸ばして攻撃した。


ドーーン!!


謎の生物はその攻撃をかわした。

「3人とも、体内の魔力が大変高いようでちゅねぇ・・・おや?」

謎の生物は俺の方を見る。

「あなたは人間ではないようでちゅねぇ・・・。」

「!?」

「魔力だけで作られた分身でちゅねぇ〜。」

「(気付かれた・・・!?)」

コイツ、俺が闇分身だとなぜわかったんだ!?

「まぁ、これはこれで好都合。」

謎の生物は左腕を上げ、また手から魔法陣の様なモノを出した。
今度はそれを俺達の方に出現させた。

「!」

「・・・!」

「こいつは・・・!」

今度は俺達にもか!そして、遅かった。


ドン!!ゴォォォ!!


「おわああああっ!!」

「あああああっ!!!」

「のわあああっ!!」


ボオン!


「綺麗な光!いいラプチャーでちゅねえ〜!」

「何だ、こいつは・・・!」

倒れたガジルは少し起き上がってそう言う。

「こんな魔法、ジュビア、知らない・・・
 あと、コージ君の闇分身消えちゃいました・・・。」

倒れているジュビアはそう言う。

「破裂魔法・・・ラプチャーマジック・・・
 相手の体内の魔力を瞬時に膨張させて、暴発させる。
 ガットマン・キューブリック、別名・・・掃除人ガットマン・・・。」

ヒューズはそう説明をしてくれた。

「飛び散りな!塵のごみ!!」

ガットマンは左腕を上げ、また手から魔法陣の様なモノを出し、
それをガジルとジュビアの魔力を膨張させ、破裂させた。


ドォン!!


「のわあ!!」

「うああ!!」

2人は破裂した
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