暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
お前らに本も(ry インターミッション
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、シンプルなざるうどんこそが頂点でしょ!そう思いませんかスカラさん?」
「ならばサクサクのごぼう天は極上だ・・・ここは隊長に同意するところだと思わんかスカラ空曹?」
「あっ!隊長汚いぜそれは!・・・で、兄貴は何を?」
「この店はおでんとおにぎりが何気に美味いんだよな。そばは粉っぽくて不味いけど」
「「「「うどん頼めよ!!」」」」

この店の真に凄い所は外の立て看板に「まずい蕎麦あり」って堂々と書いてて、事実その通りな所だと常々思っていたのですよ。かといってそのままうどんを食べると店主さんに良い様に乗せられた気がしてしょうがない。故に今回はおでん一択!!どうだ、店主!!

・・・おでんの売り上げが伸び悩んでいたらしく、サービスでがんもどきくれた。ミッド圏では和食もちょくちょく存在するが、おでんはまだ未知の領域らしい。意外とチャレンジ精神旺盛な店主さんだ。・・・ん、味も申し分ないな。

「しかしお客さん、随分迷いなくおでん取ったね。ひょっとして和食好きか、地球行ったことある?」
「一応両方。あ、タコ串ある?」
「あー、仕入れでちょっとな・・・今はないが、次に来るころには商品にしとくよ」

ちょっと店主さんの質問にビビった。まさか前世で日本人でした等とは言えまい。地球には任務がてら一度行ったことがあるし、嘘は言ってない。しかし店主の口ぶりからすると未だメニュー追加に向けて色々と試行錯誤しているようだ。うどんも美味いしおでんも美味いのにミッド出身だというこの人には頭が下がる。
しかしこうして社会人が集まると結局話は仕事の方へ流れて行き、いつの間にかみんな頼んでいたおでんをつつきながらの情報交換に早変わり。売上的に店主さん大勝利でガッツポーズである。

御上が騒がしいだの今回の狙撃について上が判断を渋ってるだの、話はいろいろ。プライベートに関わるものも当然出た。期待の新人レゾナちゃんのスカウトとか。

「・・・で、そのルナエッジさんに”ここの任期が終了したらうちに来ないか”って・・・なんでも既存の部隊を造り替えて事実上の新部隊にする事を考えてるらしいです」
「ルナエッジったらあの”四星”の?大丈夫かよ・・・戦いの度に被害を出し過ぎるって一時期問題になってたじゃねえか」
「あいつは人を助けるために必要とあらば何でも壊すからな。小言を言われても容赦なくぶち壊すのは、それだけ人命を重んじているからさ・・・事実、あいつは民間人には被害を出していない」
「そういえば隊長はお知り合いでしたね。隊長は誘われなかったんで?」
「主のこともあって誘わなかったのだろう。それに知り合いならば伝手になる。敢えて誘わないのも伏せた札になる、と言った所か」

ほうほう、若人はいろいろ考えてるなぁ。俺はもう精神的におっさんなので半分くらい話について
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