炎神 木下 秀吉
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季節は冬になり蒼魔館の主ソーヤ・P・スカーレットは玄関前に音かしたので確認を取る
ソーヤ「この子は…咲夜直ぐに風呂を沸かせ!!その内に俺は回復魔法を…」
ソーヤは少年を魔方陣に乗せ自身の最高の回復魔法を施す
ソーヤ「慈愛に満ちたる天の光よ、それは天使の息吹 なり、全ての者を癒せ 天光治癒」
完全治癒再生の魔法。多数の傷ついた者を癒 すことが出来る。また、失われた四肢も元の状態に戻 すことが可能。肉体再生と疲労回復の効果を持つ。治 癒属系では最高の魔法
少年「…う、此処は…」
ソーヤ「此処は蒼魔館…お前はここの玄関前に倒れてたんだ…」
少年は思い出したかの様にソーヤに自己紹介をする
秀吉「…初めまして…木下 秀吉です、助けてくれてありがとうございます…」
秀吉の状態が正常なのを確認すると…秀吉にひとつ訪ねる
ソーヤ「…透き通る茶色の髪の毛…紅蓮の様な紅い瞳、手の甲にある虹色の宝石。お前はベルカの焔の死神 炎神 アヌビスの子孫で間違いないな…」
昔ベルカでは焔の力を司る…少年がいた、その少年はかのベルカの魔王八神颯介を半殺しまで追い込んだ男
秀吉「…えぇ、僕は焔の死神…アヌビスの子孫です…」
秀吉はなんの否定もせずソーヤに答える…だが秀吉のありとあらゆる間接は一歩間違えれば崩壊するぼどの損傷を受けていた
ソーヤ「…誰にやられた…かの焔の死神の子孫であるお前が…なんでそんな傷を受けている…」
アヌビスの炎神としての力…炎鎧、それは颯介の本気の一撃ではないと破れない硬度を誇っている。
秀吉「…そうですね…炎鎧は僕にも使います、だけど僕は家族には手を出さなかった!!」
秀吉の瞳は涙が溢れていた…ソーヤは昔颯介がしてくれた話を思い出す。アヌビスが焔の死神としてなったのは、家族の為だった…心優しいアヌビスは家族を人質に取れ仕方無く感情を殺し焔の死神となったのだ
ソーヤ「…なんでそこまでして…家族を庇う…」
秀吉「…実は僕には自分の命よりも大切な者が居るんです…」
ソーヤは秀吉の必死な表情に昔の自分に重なる
秀吉「…今の家には僕の宝物があるんです…僕の使い魔、日向が居るんです!!」
脳裏にフラッシュバッグする…颯介と命懸けの戦う時の表情だ
ソーヤ「なら尚更悪い…お前が本当に使い魔の事を思っているなら、俺の所に来い!!」
次回予告
ソーヤの家に居候する事になった秀吉、これから本当の物語が加速する
次回 文月学園
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