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後悔先に立たず、後に立つべし
7話
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 ジェイルを科学者として月面基地に派遣して1週間経過しました。
 当初は、マッドサイエンティストではないかと疑っていたのですが、ノルンの報告では、そのような行動はなくガジェットドローンの生産ラインを月面基地内に作り、人工知能AIの為の研究に力を注いでいると報告が来たのでひとまず安心し良いでしょう。
 ただ、私の念動力が油断するなと訴えかけているので信用はできても信頼はできない状態ですが。
 ですが、新たな問題も浮上してきました。
 生産していた量産型ゲシュペンストMK-Uが完成したのですが、固定武装であるスプリットミサイルとジェットマグナムしかないのがわかりました。
 そのために、武器の開発も進めていく必要があるでしょう。
 ですが、ジェイルと話した時も、

「前にも言ったとおり、何もないところ何かを生み出すことはできない。だから、基礎となる知識がないのにビーム兵器を作り出すのは、不可能だよ。だから、現状で直ぐに開発を進めることが出来るとすれば、機体の大きさに合わせたマシンガンや実体剣ぐらいしか制作することはできないだろう。それにしても、やはり知識が無いのでかなりの時間がかかることがわかるがね。」
「なら、ゲシュペンスト・タイプRを解析したらどうなりますか。」
「ビーム兵器に関しての知識は入手することができるだろうから1から作るよりは、開発時間の短縮につながるだろうね。それでも、時間がかかることには変わらない。今の私は、知識を蓄えているから状態だからね。焦らずに行動すべきだよ。」
「ゲシュペンスト・タイプRは解析しないんですね。」
「だめだよ。もうすぐ、人工知能AIが完成するから、そのあとに、すぐに解析するよ。いや、是非に解析させてくれたまえ。」
「それなら、ビーム兵器だけでなく、マシンガンや実体剣などの開発もお願いしますね。」
「仕方ないね。」

 とのやり取りをしたので時間をかける必要があるのでしょう。
(問題の解決には時間経過が必要になります。こればかりは仕方がないでしょうね。)
 そのために別のことを考えます。
(それにしても、アーニャが初等部に行くようになって助かりました。精神的にもカメラのおかげか落ち着きを取り戻してくれましたから初等部が終わるまで時間がとることができました。おかげで、シミュレーターをやる時間がやっと取れまたので、1週間の間にレベルが10になり、PPも100を超えたので精神耐性も無事に習得できました。これで、目標の1つが達成する事が出来ました。)
 それにしても、これからはどうやって、レベルを上げっていきましょうか、それが問題ですね。
(しかし、アーニャはなぜ私にこんな約束をしたんでしょうか。一緒に遊園地に行こうと。)
 現在私は彼女と初めて会った公園の噴水の前で待っています。
 彼女
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